【BOM】レンタが2ダウン奪い新王者に!梅野源治からベルト受け継ぐ、柿沼慶はラジャ1位に悔しいKO負け=男子
▼第12試合 [Road to Rajadamnern] IBFムエタイ世界スーパーミドル級王者決定戦(76.20kg) 3分5R
〇ソンカウ・チョー ハーパッヤ(タイ/ラジャダムナンスタジアムスーパーミドル級1位、IBF世界スーパーミドル級3位)
KO 2R 1分13秒 ※右ヒジ
●柿沼 慶(ポゴナクラブ/BOM&WMCインターコンチネンタル&WPMFインターナショナル スーパーウェルター級王者)
※ソンカウが新王者に
柿沼は、パワフルな打撃を武器に、WMC日本ウェルター級、WMCインターコンチネンタルスーパーウェルター級、BOMスーパーウェルター級の三冠を獲得。BOM重量級の主力選手だ。
ムエタイトップ戦線で活躍するソンカウ相手に王座獲得なるか。
この試合はムエタイ式にインターバルを2分で行う。
1R、柿沼は右ロー、右フック。ソンカウはジャブ、前蹴りで突き放し、さらに重い右ミドルを放つ。互いに様子見のテンポ。ジャッジは2者がソンカウ。
2R、ソンカウが前へ出て右ヒジを入れると、柿沼が一瞬腰を落とす。しかし打ち合いを挑む柿沼。
接近したソンカウが、さらにカウンター気味に重い右ヒジを叩き込む!柿沼が前のめりにダウン。
場内から柿沼コールが沸き起こるも、柿沼はリングに転がり立てず。ソンカウがラジャ1位の貫録を見せ、KO戴冠した。
▼第10試合 BOMフェザー級(57.15kg) 3分5R
〇朝陽・PKセンチャイムエタイジム(PKセンチャイムエタイジム/WBCムエタイ世界&ルンピニースタジアムジャパン認定スーパーバンタム級王者、ムエサイアム バンタム級王者)
KO 2R 2分48秒 ※右ローキック
●ナリッ・ソー ソンヌック(タイ/オムノーイスタジアムフェザー級3位、マーデン8人トーナメント準優勝)
朝陽はこれまで主戦場にしていたONEを離れ、新たな強敵を求めてBOMに帰還し、8月、10月と二連続で1R KO勝ちを収めている。ナリッはフィームー(テクニシャン)の実力者だ。
朝陽は強烈な右ロー、左ボディ。ナリッは右ローで様子見。
2Rになると、ナリッは時折サウスポーに構えを変える。ローが効いているのか。しかし朝陽は構わず、右インローを入れてゆく。
そしてついに、オーソドックスに構えを変えた所に、朝陽の右ロー一撃!ナリッはたまらず倒れ、朝陽が貫録のKO勝利を飾った。
▶次のページ、怪物・士門がTKO圧勝、カミシロが新王者に、その他試合結果
※女子(伊藤紗弥ほか第13試合〜第18試合)結果、レポート、写真はこちら
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