【RISE】鈴木真彦が王座から陥落、大﨑孔稀が悲願の新王者に!YA-MAN、リング上から平本蓮に「ぶっ殺します」とKO宣言
RISEクリエーション
『RISE174』
2023年12月10日(日)東京・後楽園ホール
▼メインイベント RISEバンタム級(-55kg)タイトルマッチ 3分5R無制限延長R
●鈴木真彦(王者/フリー/第7代RISEバンタム級王者、WBCムエタイ日本統一バンタム級王者、HOOST CUP日本バンタム級王者)
判定0-3 ※47-50、48-50×2
〇大﨑孔稀(挑戦者/OISHI GYM/同級1位、BOMバンタム級王者、WMCスーパーフライ級王者、J-NETWORKスーパーフライ級王者)
※鈴木が3度目の防衛に失敗、大﨑が新王者となった。
鈴木は“問答無用の爆撃ボーイ”のニックネーム通り、打ち合い上等のスタイルと強打が武器の第7代RISEバンタム級王者。22年6月にはK-1王者・金子晃大から勝利したが、その後は志朗、玖村将史に2連敗。今年8月、イマッド・サヒにKO勝利して再起を果たしている。今回は3度目のタイトル防衛戦となる。
対する大﨑はスーパーフライ級王者・大﨑一貴の実弟。BOMバンタム級王座、WMCスーパーフライ級王座、J-NETWORKスーパーフライ級王座など多くのタイトルを獲得。今年8月には加藤有吾との再戦で勝利して、王座挑戦権を掴み取った。
1R、互いにカーフキックで削り合う。すると鈴木は右で飛び込んで、左ボディを打ち込む。さらに鈴木は右ボディストレート、そしてカーフキック、ヒザ蹴りを畳みかける。大﨑は左ジャブを伸ばしながらも、前蹴り、左ハイキックとコンビネーションで反撃。大﨑は右を入れると、左ハイキックを繰り出し追い込んで行った。このラウンドはほぼ互角だ。
2R、鈴木は圧をかけてカーフキック、左フックをボディと顔面へ打ち分ける。大﨑は右ストレートをヒットして、鈴木の動きが止まる場面も。今回は、とくに大﨑の右がよく当たった。さらに飛びヒザ蹴りを繰り出す大﨑。鈴木は冷静に見切るとカーフキックで崩し、右を狙う。大﨑の右が印象に残るラウンドだった。
3R、鈴木はカーフキックを蹴っていく。大﨑は前蹴り、さらにボディブローでダメージを与えていく。鈴木は左ボディを返すも、大﨑の再び右で動きが止まるシーン。一気にダウンを奪いたい大﨑はパンチを連打するも、鈴木が左右のフックで巻き返す場面もあった。
4R、やや大﨑が有利な展開となるも、鈴木は前へ出てボディを狙い一歩も引かない。だが、大﨑の右が当たり、鈴木が後退。大﨑はパンチを連打からダウンを奪いに行くも、鈴木も応戦して巻き返しを図る。鈴木はインロー、ボディ打ちで逆襲するも、大﨑は崩れなかった。
5R、大﨑の猛攻に押されて後がない鈴木は、前へ出てカーフキック、インローと崩しにかかる。そして鈴木は右アッパーを打ちながら、ダウンを奪いにいく。大﨑はカウンターのヒザ蹴りで迎え撃つ。鈴木は左でボディを叩くも、大﨑は右を打ち返す。前へ出る鈴木に、大﨑のジャブが決まりアゴを上げさせる。鈴木はボディで追い込もうとしたが、最後まで大﨑を崩すことができなかった。判定は3-0で大﨑。鈴木は王座から陥落し、大﨑が新王者となった。
悲願のベルトを奪った大﨑は、「獲ったぞ!お兄ちゃん、おめでとう(兄の一貴の王座戴冠を祝福する)!ここまで時間がかかってしまいましたが、お兄ちゃん、そして幼稚園の頃から育ててくれた代表、ありがとうございました。ずっと信じて、ここまで来れました。長かったですけど、育ててくれてありがとうございました。
鈴木選手が引っ張ってくれたから、ここまでやれました。ありがとうございました。あと僕が計量で失敗した時に、伊藤(隆)代表が見捨てないで厳しい言葉をかけていただき、ありがとうございました。これからは、僕がRISEチャンピオンとして盛り上げて価値をあげていきます」と挨拶した。
▶次ページは、加藤有吾vs.有井渚海、稲井良弥vs.石川泰市
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