【ジャパンキック】睦雅がWMOインター王者に！瀧澤博人はWMO世界戦で惜敗、モトヤスックMAXムエタイ王者に敗れる

2024/07/29（月）UP
（最終更新：2024/07/29 17:46）

▼第11試合　メインイベント３　 株式会社 ホープPresents WMO世界フェザー級王座決定戦 3分5R
●瀧澤博人（ビクトリー/WMOインターナショナル フェザー級王者）
判定1-2　※49-48、48-49×2
〇ペットタイランド・モーラチャパットスリン（タイ/元WBCムエタイ世界スーパーフライ級王者、元IBFム エタイ世界スーパーフライ級王者、True４Uスーパーフライ級＆バンタム級王者）

　瀧澤は新日本キックで日本バンタム級王者となり、過去には重森陽太に勝利した経歴を持つ。ジャパンキック参戦後は、WMOインターナショナル フェザー級王座を戴冠している。

　対するペットタイランドとは、昨年11月のジャパンキック後楽園大会で対戦して判定2-0で惜敗を喫している。今回は空位のWMO世界王座を賭けての再戦で、リベンジ&戴冠を狙う。

　1Rから両者右構えで、前蹴りやミドルの蹴り合い。中央を取るペットタイランドは前蹴り、ミドルを蹴っていく。2Rになると、瀧澤は左ジャブ、左ローを蹴るが、ペットタイランドは左足を上げて、蹴りをブロックする。

　3Rになると、瀧澤は相手の蹴り足を掴んでこかす。前に出るペットタイランドは首相撲からのヒザ蹴り。左右のミドルの蹴り合い、首相撲の攻防も。4R、ペットタイランドがどんどん前に出るが、瀧澤は左ジャブやミドルで応戦。ペットタイランドの前進に、瀧澤が右ヒジのカウンターを放つ。

　5R、ペットタイランドが飛び込んでの右ミドル、瀧澤は左ローを蹴り返す。両者ともやや手数が減る中、ペットタイランドは前蹴りでこかしにいく。瀧澤はやや前に出るが、ペットタイランドは勝利を確信したか、勝利をアピールする。

　両者とも勝利を確信して、リングに上がった。判定の結果はスプリット判定2-1でペットタイランドが勝利した。

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▼第9試合　メインイベント１　日泰国際戦71kg契約3分3R（肘無し）
●モトヤスック（治政館/WMOインターナショナル スーパーウェルター級王者）
判定0-3
〇ジェット・ペッマニー（タイ/MAX MUAYTHAIミドル級王者）

　モトヤスックは久しぶりのジャパンキック登場、最近はRISEのリングにも活躍の場を広げているWMOインターナショナルスーパーウェルター級王者だ。

　対するジェットは、MAX MUAYTHAIミドル級王者の肩書きを持つ。今回はヒジ無しルールでムエタイ戦士と戦うことになった。

　1R、序盤からジェットが下がりつつも、左右のミドルキックを中心に攻撃を組み立てる。モトヤスックは強烈なボディからコンビネーション。首相撲からジェットが顔面へヒザを突き上げる。

　2Rになると、モトヤスックはローキックを走らせるが、ジェットは飛びヒザ蹴りから首相撲を徹底、ボディや顔面にヒザ蹴りを放つ。ジェットは掴んでのヒザ、組んでのヒザを繰り返す。

　3Rには、ジェットが序盤から首相撲の展開で圧倒。頭を下げてしまうモトヤスックは近距離で、ジェットの左ヒザ蹴りをモロに食らい、ダウンを喫してしまう。首相撲で捕まりながらも、左フックを放ったモトヤスックだが、取り返すことは出来なかった。

　ジャッジは3者ともジェットを支持、モトヤスックの強打を寄せ付けず判定勝ちした。

▶次ページは治政館・長江国政館長 追悼セレモニー

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