【AROUSAL】46歳のaimi、ラストマッチで祥子JSKとの激闘の末に散る「キック大好きです」
DANGER GYM
『AROUSAL-9』
2024年9月8日(日)茨城・Waiwaiドームしもつま
▼メインイベント(第9試合) aimiラストマッチ アトム級 2分3R
●aimi(DANGER)
判定0-3 ※三者とも28-30
〇祥子JSK(治政館/ミネルヴァアトム級3位)
aimiは42歳でプロデビューし、現在9戦1勝5敗3分の戦績を持つ46歳。昨年10月大会では18歳・世莉と“27歳差対決”を行いドロー、前戦となった今年5月のKrushでは大西日和と“26歳差対決”で3RKO負けを喫した。今回、28戦のキャリアを持つ格上のミネルヴァアトム級3位・祥子JSKを相手に引退試合を行う。
1R、右ロー、右ストレートのaimiに対し、祥子は右ミドルを返し打ち合いにも応じる。2R、パンチ連打で押し込む祥子に、aimiは嫌がるように組み付くが祥子のヒザを当てられていく。ここまではジャッジ三者とも祥子を支持。
3R、打ち合う中で組んでのヒザで優位に立つ祥子に、最後までaimiはパンチで攻めたが時間切れ。
判定で敗れたaimiは引退セレモニーで「私は6年前、ただの主婦でした。運動をしたことなく、今ここでリングの上に立ってプロになって引退しているということが本当に夢みたいです。信じられないです。でも、ここまで導いてくれたのが(DANGER GYM・井手本高司)会長です。
辛いこともたくさんあったけど、それ以上に楽しいことの方がいっぱいあって、絶対辛いことを乗り越えたら、もっと凄く良いことが待っているんだというのをキックボクシングで知りました。本当に私はキックボクシング大好きです。本当に出会えてよかった。
そして、私は歳だから、私何歳だから、これ止めよう、これをやりたいけど諦めようかなと思うのは止めてください。私は勇気を持って46歳だけど、全然年は関係ないです。私も続ければ、もっと能力は上がります。だから、本当にやりたいことがあったらどんどんとことんやってください。今日、私が証明しました。本当にありがとうございました」とあいさつ。最後に10カウントゴングを聞いてリングを降りた。
▼スペシャルエキシビションマッチ 2分2R
-齋藤龍之介(ドージョー☆シャカリキ/K-1甲子園2021 ⁻55kg準優勝)
勝敗なし ※エキシビションマッチのため
-寺戸伸近(第5代Krushスーパー・バンタム級王者、第24代全日本キックボクシング連盟バンタム級王者)
2020年11月大会でプロデビューし、現在はK-1グループで活躍中の齋藤と、全日本バンタム級王座を獲得するなど5冠王で現在、職場が下妻だという寺戸がスペシャルエキシビションマッチで激突した。
1Rからお互いに速いコンビネーションで打撃戦を繰り広げ場内を沸かせる。2Rはスタミナ切れの見え始め手数の減った寺戸に、齋藤がミドル連打で追い込む場面を作り試合終了。ハイレベルな展開で場内は盛り上がりっぱなしだった。
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