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【GRACHAN】急遽出場の植田豊が新鋭・草訳駿介をスリーパー葬、王座挑戦アピール

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2024/09/16(月)UP

草訳駿介(左)をスリーパーで仕留めた植田豊(右)

GRACHAN実行委員会
『GRACHAN71』
2024年9月15日(日)東京・TFTホール500

▼メインイベント(第10試合) ライト級 5分2R延長1R
○植田豊(reversalgym 新宿Me,We/同級4位)
一本 2R 1分21秒 ※RNC
●草訳駿介(reversal gym 立川alpha/同級7位)

 当初、草訳との対戦が決定していた同級2位・芳賀ビラル海は練習中の負傷(眼窩底骨折)により欠場に。代替選手として植田が出場し、草訳と対戦することに。植田は、09年にDEEPフューチャーキングトーナメントで優勝し、DEEPを主戦場としていたが一度は引退。約5年のブランクを経て19年にWARDOG×GRACHAN大阪大会で試合に復帰し、モンゴルのブレンゾリンク・バットムントに勝利した。その後はGRACHANに主戦場を移し、昨年5月、原口伸とのGRACHANライト級暫定王者決定戦で敗れたが、キャリアが豊富だけに草訳にとっては芳賀以上に難敵が用意されたことになる。

 金原正徳の愛弟子の草訳は192㎝の高身長から繰り出されるシャープな打撃とヒザ蹴りを武器にプロデビュー。ここでは相手が手をついた状態でヒザ蹴りを放ったことで反則負けとなったが、その後はエドモンド金子、大道翔貴といった格上の選手を下して3連勝しており、この勢いのままベテラン狩りなるか。

 1R、打撃戦を避けるように植田は片足タックルを仕掛けてテイクダウンに成功。下の草訳は立ち上がりたいところだが、植田にガッチリ抑え込まれてしまう。ようやくガードポジションの位置を取った草訳が下からパンチをこつこつ当てていったところで1R終了のゴング。

 2Rも早々に、滑り込んで足をキャッチした植田はテイクダウンすると、うつ伏せの草訳にパウンドを落としつつスリーパーを仕掛ける。足をロックし、植田がスリーパーをさらにガッチリ極めると、草訳はタップ。

 鮮やかに一本勝ちした植田は「70kgの身体を維持するのが難しくなってきてフェザー級に下げようとしていた時に、ビラル選手の欠場を知りました。自分がホームにしている大好きな団体のメインが潰れてしまうことを聞いたら、何とかしたいと思ってやらせていただきました。次回からはしっかりとフェザー級の身体を作ってベルトを狙っていきます」と小島勝司が返上したフェザー級のベルトを狙うとアピールした。


ラデック・ヘルボーイ(右)との打撃戦を制したハシモト・ブランドン(左)

▼第9試合 無差別級 5分2R 延長1R
○ハシモト・ブランドン(JAWS WEST/同級1位)
TKO 1R 1分17秒 ※スタンドのパンチ
●ラデック・ヘルボーイ(AACC/同級7位)

 4戦3勝(2KO)1敗のハシモトと、7戦4勝(3KO)3敗のラディックの一戦。1R、パンチラッシュを仕掛けるハシモトに、ラディックもパンチで応戦。ハシモトがパンチをヒットさせ、ラディックが崩れたところでレフェリーが試合を止めた。ハシモトが豪快にTKO勝ち。

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