【ROAD TO UFC】パンクラス井村塁、KO負けで初戦敗退、ベトナム王者の強打に沈む
5月23日に中国・上海のUFCパフォーマンス・インスティチュートで開催された総合格闘技イベント『ROAD TO UFC SEASON 4 エピソード3&4』のバンタム級トーナメント1回戦にて、井村塁(ALMA FIGHT GYM PUGNUS/日本)がギエム・ヴァン・イー(ベトナム)に2R KO負け。相手の右ストレートからのパウンド連打に屈し、トーナメント初戦突破はならなかった。
井村はパンクラス・バンタム級1位のトップランカー。20年ネオブラッド・トーナメント優勝の実績を誇りキャリア12勝8サブミッションの寝技師だ。今年3月の『PANCRASE 352』で松井斗輝に1R一本勝ちを飾ったばかりだ。
対するギエムはベトナムMMAのLion Championshipのフェザー級王者。通算戦績は5勝(3KO)1敗。
1R、井村がダブルレッグからテイクダウン、立ち上がったギエムのバックを取り、4の字ロックで相手の背中に乗る。チョークを仕掛け極めることはできなかったが、バックコントロールで流れを掴む。
2R、井村が組みに行くとギエムがカウンターパンチ、グラつきピンチの井村だが、立て直す。しかし再び井村が距離を詰めると、ギエムが右ストレートを炸裂!
井村が尻餅ダウンすると、ギエムが怒涛のパウンド連打、打たれ続ける井村を見て、レフェリーが試合を止めた。
井村のトーナメント初戦突破はならなかった。
『ROAD TO UFC SEASON 4 エピソード3&4』
5月23日 中国・上海 UFCパフォーマンス・インスティチュート
▼バンタム級トーナメント1回戦
●井村塁(ALMA FIGHT GYM PUGNUS/日本)
KO 2R4分4秒 ※右ストレート→パウンド連打
○ギエム・ヴァン・イー(ベトナム)
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