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【AROUSAL】パウンドありの超過激ルールで翔吾がTKO勝ち、世莉が復帰戦で判定勝利

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2025/10/13(月)UP

末木龍(下)をパウンドで仕留めた翔吾(上)

DANGER GYM
『AROUSAL-10』
2025年10月12日(日)茨城・粉クリ・ドームしもつま

▼メインイベント(第7試合) 65.0kg契約 DANGER O・F特別ルール 5分2R
〇翔吾(DANGER GYM)
TKO 2R 1分30秒 ※レフェリーストップ
●末木 龍(T-GYM)

 イノベーション加盟ジムだったDANGER GYMがフリーとなり、4度目の主催興行となる『AROUSAL』(※覚醒の意味)。メインイベントでは、3戦1勝2敗の翔吾(DANGER GYM)と2戦2敗の末木龍(T-GYM)の新鋭によるオープンフィンガーグローブ(OFG)による特別マッチが決定。ルールはKNOCK OUTのUNLIMITEDルールと同じく、片方の選手が寝ている状態であれば、サッカーボールキック、踏みつけ、パウンドもありのルールが採用された。

 1R、タックルを警戒してか、お互いに様子見の中、翔吾は右ローを集中打。末木はタックルを仕掛けてテイクダウンするとパウンド連打を見せるが、翔吾は耐える。スタンドから再開も、翔吾は右ローを当てていく。

 2Rも探り合いの中で、翔吾が末木をコーナーに追い込んで右ストレート。この一発で倒れた末木に、翔吾はサッカーボールキック、パウンドで追撃したところでレフェリーがストップした。翔吾のTKO勝ち。 


KANA(右)に左ハイキックを見舞う世莉JSK(左)

▼セミファイナル(第6試合) ミネルヴァアトム級契約 2分3R
●KANA(Bombo freely)
判定0-2 ※29-29、27-30、29-30
〇世莉JSK(治政館/ミネルヴァピン級4位)

 KANAは普段、美容師を務め、昨年9月の同興行でプロデビューし、NAOMIに判定勝ちを収めている。戦績は3戦2勝1敗。一方、祥子JSKの愛弟子の世莉はミネルヴァピン級4位のランカーで、今回1年半ぶりの復帰戦となる。戦績は10戦3勝5敗2分。

 1R、ロー、ミドルと蹴りを散らす世莉に、KANAはパンチ連打で前に出る。

 2Rも蹴りでペースを握る世莉は顔面での前蹴り、左ハイもヒットさせていく。KANAは突進を止めることなくパンチを振るう。

 3R、蹴りでペースを握る世莉に、KANAはパンチから組み付いてのヒザを当てて対抗。判定2-0で世莉が接戦を制し、ベルト奪取を目標に掲げた。

▶次ページは鴇田波琉vsトマト・バーテックスジム、庵谷“出美流漫”鷹志vsラッキー・ティマルほか

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