【S-BATTLE】國本真義、ISKA王座ならず!奮闘も中国強豪ジャオに敗れる
S-BATTLE事務局
『S-BATTLE 2025 冬の陣』
2025年11月2日(日)愛知・岡崎市竜美丘会館ホール
▼メインイベント(第13試合) ISKAインターコンチネンタルバンタム級王座決定戦 3分5R
●國本真義(MEIBUKAI)
判定1-2
〇ジャオ・ジェンドン(中国/深圳盛力人和ファイトアカデミー/CFP)
※ジェンドンが新王者に
國本は関西のリングを主戦場とし、ACCEL、 HOOST CUP、シュートボクシング、REBELS、BOMなど数々の団体でキャリアを重ね、現在までに52戦25勝(8KO)22敗5分と経験豊富なベテランファイター。昨年5月にはNJKFの主力選手、Jyoseiとの接戦を制しHOOST CUP日本バンタム級王座を獲得し、2020年12月に奪取したWMCインターコンチネンタル王座に続いて2本目のタイトル奪取となった。
これまでにKO負けは一度もなく、10月にはKNOCK OUTに初参戦し、古木誠也に判定負けを喫したが、強打を浴びても全く臆することなくフルラウンド戦い抜き、改めてタフネスぶりを発揮した。前戦となった7月の HOOST CUPではイティポン・シットポージョーウォーに勝利している。
対するジャオは中国散打トーナメント王者、国際ムエタイチャンピオンシップ57kgといった肩書を持つ強打者。2024年7月には、K-1 WORLD MAX 2024 -55kg世界最強決定トーナメント一回戦で初来日、大久保琉唯に判定負けしている。
1R、左インロー集中打の國本に対し、ジャオはプレッシャーをかけながらリーチを活かしたパンチで流れを掴む。2Rも前進の止まらないジャオに、國本は左インロー、右ローをこつこつ当てていく。
3R以降も國本は徹底してローを当てていくが、最後までジャオは伸びのある右ストレートを当て、右ハイ、ミドルも蹴り分けて主導権を握ったまま。
判定2-1の僅差で敗れた國本は涙を流し、ベルトを巻いたジャオは「この美しい日本で戦えたことを光栄に思います。応援も公平にしてくださりありがとうございました」と感謝の意を述べた。
▼セミファイナル(第12試合) S-BATTLE KICKミドル級タイトルマッチ 3分3R延長1R
●ヴィトー・トファネリ(ブラジル/ブラジリアンタイ/S-BATTLE KICKミドル級王者)
判定0-3
〇JET・MEIBUKAI(タイ/MEIBUKAI/挑戦者)
※JETが新王者に、トファネリは防衛に失敗
トファネリは多彩な蹴り技を武器に昨年の11月大会で王者・青谷秋未を2RKOで王座奪取し、K-1グループでも猛威を振るう。
対する元MAX MUAYTHAIミドル級王者のJETは昨年11月に次期タイトル挑戦者査定試合で小原俊之に判定負けを喫したが、今回チャンスを掴んだことになる。
1Rから右ハイを飛ばすJETがペースを握り、右ロー、組んでのヒザ、右ミドルと蹴りを散らしていく。
2Rも蹴りでペースを握るJETに、トファネリは後退気味。3R、トファネリは必殺の胴回し回転蹴りを見せるが、JETは近距離では組んでのヒザ、離れては前蹴り、ミドルでトファネリを翻弄し優勢に試合を進める。JETが危なげなく判定勝ちを収め、ベルトを巻いた。
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