【THE MATCH】SB海人が“怪物”野杁正明に勝利!延長の激戦を制し中量級日本一の座に
THE MATCH 2022 制作実行委員会
『Yogibo presents THE MATCH 2022』
2022年6月19日(日)東京ドーム
▼第14試合 -68.5kg契約 3分3R 延長1R
○海人(Team F.O.D)
延長判定3-0 ※三者ともに10-9
●野杁正明(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
海人は18年にS-cup65kg級世界トーナメントを全試合KOで優勝。その後も国内外の強豪選手を次々と撃破し、今年4月にはRISE王者ブラックパンサー・ベイノアを秒殺でKOしている。
対する野杁は新生K-1創成期から活躍する“怪物”。17年にはゲーオ・ウィラサクレックを降して王座を戴冠した。その後、ウェルター級に階級を上げ、昨年9月にはウェルター級王座決定トーナメントで3連続KO勝利。今年4月には加藤虎於奈をKOしている。
1R、両者オーソドックスでリング中央で向き合いローとミドルを蹴り合う。カーフ、前蹴りも出し合う。海人が野杁のヒザに左フックを合わせ転倒させる。しかし立った野杁は左ボディとヒザ蹴り、そして左ハイと海人に当て、脚へのヒザも見舞う。1Rの採点は3者10-10でドロー。
2R、海人が右カーフを当て、続けて右フック。野杁は接近戦から脚へのヒザ、ボディフック、そして顔への後ろ回し蹴りと攻撃を散らす。海人は野杁のボディフックをブロックしてパンチをリターンしヒットを奪う。海人がハイキックを当てるも野杁は効いてないぞとアピールする。野杁はパンチから繋いだハイキック、海人は右ストレートと互いにヒットを上げる。2Rの採点も3者10-10で差がつかない。
3Rも両者至近距離で攻防を展開。野杁がコーナーに詰めショートパンチを連打も海人が組んで押さえる。海人は野杁を押して出ていく。野杁も脚へのヒザ、カーフと加える。両者均衡が崩れない。海人がワンツーを当てれば野杁もストレートを当て返す。
判定は30-30、30-30、30-30でドロー。延長戦に突入となる。
延長ラウンド、両者の距離はやや離れる。海人はワンツーからボディフックを打ち込み、野杁も左右パンチを連打するが、海人はこれを組んで押さえる。海人がボディにヒザを入れるが、野杁は左右ボディフックをリターン。海人はワンツー、後手となる野杁だが打ち返す。海人はワンツースリーフォーとさらに連打。野杁はしかし左フックを返して止める。海人は顔へのヒザを繰り出す。
判定は3者10-9で海人。中量級日本一の座を手にした。
勝利した海人は「シュートボクサーの海人です。日本に相手がいなくなりました。次は世界に行きます。世界と戦って次は世界一になります。そのためにはみなさんの力が必要です。力をください。一緒に世界一を取りに行ってください。よろしくお願いします」とコメントした。
※この試合はABEMA PPVで配信中(6月19日11:00~6月25日23:59)
- 1
- 2
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
●編集部オススメ
・【THE MATCH】6.19 那須川天心vs武尊 全試合 結果 速報
・【テレビ・配信】6.19 天心vs武尊は何時から?無料放送、地上波は?『THE MATCH 2022』生中継・配信情報
・SBの海人とK-1・野杁正明、仕上がり抜群の肉体で計量パス「実力は認めている。でもレベル違う」(野杁)
・【THE MATCH】天心vs武尊ほか、全試合の公式ルールが発表、ワンキャッチ・ワンアタックがどう左右するか
・【THE MATCH 】SBエース・海人vsK-1王者・野杁正明の頂上決戦、両者ともvs世界を見据えて圧勝宣言「正直レベルが違う」(野杁)
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!