【ONE】三浦彩佳が初グラップリングで大健闘!世界トップに敗れるも“あやかロック”狙う見せ場も
ONE Championship
『ONE FIGHT NIGHT 7』
2023年2月25日 (土・日本時間) タイ・バンコク ルンピニー・スタジアム
▼キャッチウェイト(53.9kg)サブミッション・グラップリング
〇ダニエル・ケリー(アメリカ)
判定3-0
●三浦彩佳(日本)
三浦は柔道をベースとした組みの強さでONEで活躍。袈裟固めから脚を使ってのアームロック(=あやかロック)で相手のタップを奪い躍進した。昨年1月にストロー級絶対王者ション・ジンナンに挑戦したが、判定負けで王座獲得に失敗。同4月にダヤン・ソウザとの再起戦に挑むも、2R途中に右肩を脱臼し、肩負傷のアクシデントによるTKO負けを喫した。その肩は既に完治しているといい、今回、プロキャリア初のグラップリングマッチでの復帰となる。
対するケリーは北米グラップリング界の新世代選手で、ブラジリアン柔術黒帯を持ちグラップリング大会で何度も優勝。元UFC女子ストロー級王者のカーラ・エスパルザや、日本でも活躍した元UFCファイター、ロクサン・モダフェリなどにもグラップリングマッチで勝利した。ONEには昨年3月に参戦。デビュー戦で山口芽生と引き分けたものの、11月の前戦ではサンボ世界王者のマリア・モルチャノバから一本勝ちを収めた。
10分1ラウンドで行われるサブミッショングラップリングマッチ。試合は序盤、ケリーがバックへ回るが、三浦は首を抱えて投げるようにトップを取ると、袈裟固めから足で腕を極める“あやかロック”を狙う。しかし、ケリーは首を抜いて対処するとバックからチョーク狙い。
三浦は亀の状態になるとまたもバックを取られた状態から首を抱え、後方へ回転するようにして袈裟固めの体勢へ。だがケリーも脱出する。
後半タックルからマウントを奪取したのはケリー。三浦が逃げるとバックへ回り、チョークを狙う。三浦はアゴを引き、腕のクラッチを組ませないようにしてディフェンスし続けると、最後はバックから抜け出しトップを取って試合を終えた。
判定はポジショニングで上回ったケリーが勝利。三浦は敗れるもトップ選手を相手に何度も得意の形に持ち込む健闘を見せた。
▶︎次ページは【フォト】三浦が必殺“あやかロック”を狙う!激闘ハイライト写真も
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