【RIZIN】安保瑠輝也、宇佐美から悶絶ダウン奪う完勝!木村ミノルが“中指立て”挑発もリングインNG
RIZIN FIGHTING FEDERATION
『RIZIN.44』
2023年9月24日(日)さいたまスーパーアリーナ
▼第7試合 RIZINキックボクシングルール:3分3R(70.0kg)
〇安保瑠輝也(MFL team CLUB es)
判定3-0 ※29-27、29-26×2
●宇佐美正パトリック(Battle-Box)
安保は14年に発足した、新体制のK-1でスーパー・ライト級(65㎏)王者となり、K-1のトップ戦線で活躍。長身から繰り出す破壊力満点の蹴りとスピードを武器に、22年6月の『THE MATCH 2022』でRISEスーパーライト級王者の山田洸誓に勝利。その後、K-1離脱を発表。今年5月、RIZINに初参戦し、ブアカーオと対戦するもドローとなった。
対する宇佐美は空手をバックボーンに高校でボクシング6冠を達成。22年10月のRIZIN初参戦では、元修斗環太平洋ライト級王者・佐々木信治にTKO勝利。同年大晦日にはブラックパンサー・ベイノアを左フック一撃で下すも、今年4月はキム・ギョンピョに一本負けを喫している。
安保は、ドーピングにより半年間の出場停止処分中の元K-1王者・木村‘’フィリップ’’ミノル戦を見据える中での出場。宇佐美は木村と同門であり、弟分と言える存在だ。
1R、安保が右ローで先制、宇佐美が左フックで飛び込み、笑みを浮かべる。宇佐美が剛腕フックで襲い掛かると、安保は左ミドルを返す。近距離で安保が右フック、宇佐美は左ミドルを強打。近距離で両者のフック、ストレートが交錯する。まだお互い差がない。
2R、安保が左ミドルを蹴ると、宇佐美が右フックを強打する。安保が左右サウスポーから左ローをヒット。安保の三日月蹴りが宇佐美のボディへヒット。やや後退した宇佐美。安保の蹴りが宇佐美の下腹部を捉えて、時間が取られる。宇佐美が後ろ回し回転蹴り。安保の蹴りが宇佐美を捉えるが、宇佐美も決定打を許さない。
3R、飛び出していった安保、宇佐美が近距離で豪快なフック、ストレート。笑顔の安保は、近距離の右フックでダウンを奪う。パンチで追い撃ちを仕掛けた安保だが、キャッチからの左ヒザ蹴りを宇佐美の下腹部に入れてしまい、再び時間が取られる。
残り時間は1分30秒。安保のローブローとセコンドの暴言で、イエローカード減点1が与えられる。お互いにパンチを出し合うが、近距離で組んでしまう。終盤には安保が左の三日月蹴りを宇佐美のボディに突き刺し、2度目のダウンを奪う。何とか立ち上がった宇佐美に安保が追い打ちをかけ、終了となった。
ジャッジは3者とも安保を支持し、安保がRIZIN初勝利を掴んだ。試合を下から見守った木村。安保に対して中指を立てて、Tシャツを脱ぐなど居ても立っても居られない様子。
安保は榊原CEOに対し「木村リングに上げていいですか」とリクエストするも’’NG’’の回答。ドーピングにより、半年間の出場停止となっているが、対戦の機運が高まることとなってしまった。
▶次ページは【フォト】安保の強烈な蹴りで宇佐美が悶絶ダウン!
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