【ONE】和田竜光、果敢な打撃戦も無敗ザキロフに惜敗、ストロー級初戦は白星ならず
ONE Championship
『ONE Fight Night 27』
2025年1月11日 タイ・バンコク ルンピニースタジアム
▼ストロー級MMAマッチ
●和田竜光(フリー)
判定0-3
○サンザール・ザキロフ(ウズベキスタン)
和田は元DEEP王者。22年1月にワン・シュオに勝利するなど波に乗っていたが、同6月に元同級王者のカイラット・アクメトフに判定負け。しかし、昨年3月にアーネスト・モンティーリャから見事一本勝ちを収め再起を果たすと、今年7月の前戦でシェ・ウェイに全局面で圧倒し完勝。試合後にストロー級転向を宣言していた。
対するザキロフはMMA12戦全勝の新鋭。ONEには昨年8月から3連勝し今年3月の前戦では本田良介にTKO勝利を飾った。
1R序盤のスタンド展開、強烈なボディショットがヒットするなど和田が優勢の流れ。テイクダウンを奪われる事もあったが、再びのスタンド展開、和田のカーフキックに前傾姿勢のザキロフが2度もバランスを崩し倒れる場面も。ザキロフはバックキックなど派手な大技を繰り出す。
2R、ザキロフが前蹴りが和田の下腹部にヒット。1Rに続き3度目のローブロー、ザキロフにイエローカードが出される。再開後、ザキロフがパンチで猛攻。ジャブ、アッパー、バックキックなど、和田が何度かクリーンヒットをもらう場面も。中盤、ザキロフが和田からバックテイク、4の字ロックで固め、背後から殴り続ける。和田の顔面から鼻血が。
3R、圧を強め、ザキロフをロープ側に下がらせる和田。ザキロフがタックルを交えた打撃も和田は処理。しかしザキロフの伸びるジャブやストレートを被弾。和田も強打を返すが、ザキロフも最後まで攻撃を出し続ける。
判定3-0でザキロフに軍配。和田はストロー級転向初戦は白星とはならなかった。
▶︎次ページは【動画】ザキロフ、まさかの和田をバックコントロール、和田は鼻血が…
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