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【K-1】優勝候補アラゾフに挑む中島「恐怖だけど楽しみ」

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2017/05/25(木)UP

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得意の飛びヒザ蹴りをミットに突き刺す中島

 6月18日(日)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで開催の『K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~第2代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント~』に出場する、第3代Krush -70kg王者・中島弘貴(バンゲリングベイ・スピリット)が5月24日(火)所属ジムで公開練習を行った。

 トーナメント本戦出場選手の中で唯一、2015年7月の初代王座決定トーナメントに続いての出場となった中島。今回の第2代王座決定トーナメントに出場するジョーダン・ピケオーとサニー・ダルベックに敗れているが、現在はVS日本人相手に3連勝中。

 公開練習では鋭いパンチとミドルキック、そして飛びヒザ蹴りを披露。軽快な動きを見せると、好調の理由を「試行しながら練習してきて、強くなるために必要なことが分かってきた」と語る。

「2011~2012年くらいに結果が出たり出なかったりで、その頃から試行錯誤しながら練習を続けてきました。強くなるために必要ないものはないと思うんですが、試行錯誤した経験の中から、自分のレベルを上げるために必要なことを見極めて、それを練習していることが最近の結果につながっているんだと思います。練習そのものはシンプルなんですけど、そのシンプルなことを一つ一つ大事にやっているという感じです」

 トーナメント1回戦で対戦するチンギス・アラゾフ(ベラルーシ)は、プロ戦績49戦46勝2敗1分を誇り、ファンの間ではK-1参戦を熱望する声も多かった超強豪でトーナメント優勝候補の呼び声も高いという。

3月のKrushで山崎陽一を飛びヒザ蹴りでKOし、今回のトーナメント参戦を決めた

「自分が思うにアラゾフはトーナメントに出場する8人の中でダントツに強くて優勝候補だと思います。強い相手と試合するのは恐怖な部分もあるけれど楽しみな部分もあります。ファイターとしては1回戦から強い相手と戦えることは楽しみです。がっちりアラゾフ対策を練っているわけではないですが、ものすごくタフな試合になると予想しています。逆に言えばアラゾフに勝てば準決勝・決勝はいけると思うし、気持ちの勝負になると思うので、必死に3試合を勝ち抜くだけですね」と、1回戦が決勝戦のつもりで臨むようだ。

「やっぱり僕はK-1のベルトが欲しいし、今がベストなタイミングだと思います。これからもまだまだ強くなると思いますが、今までで一番強い自分をトーナメントに持っていきたいです。新生K-1も段々と盛り上がってきて、たくさんのお客さんが見に来てくれる会場になって、大きな会場でリングの上から会場を見渡すのは本当に気持ちがいい。このトーナメントで優勝して、リングからの景色を見たいと思います」と、中島は過去最強の自分でトーナメントを制すると誓った。

●編集部オススメ記事
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