【パンクラス】三階級王者・砂辺光久が岩手の復興公営住宅に遊び場を寄贈
パンクラス三階級(ストロー級、フライ級、スーパーフライ級)制覇王者・砂辺光久(reversaL Gym OKINAWA CROSS×LINE)が、岩手県釜石市鵜住居町(うのすまいちょう)成ヶ沢地区、鵜住居地区復興公営住宅2号の敷地内に建設した遊具用として200万円を寄贈した。
この寄付金は2011年3月11の東日本大震災以降、約5年に渡りファイトショーツ掲示にて集めた協賛金の半額を復興支援としてコツコツと貯めたものであり、この遊具の落成式にあたるオープニングイベントが10月28日(土)同所にて行われ、同じく同活動に寄与したクレオ株式会社の平岡正人代表取締役と岩崎工務店の岩崎政夫社長の3名に野田武則釜石市長より感謝状が贈られた。
今回、造られた遊具は、うんていやネット、ボルダリングの要素を取り入れた複合遊具「うの〇(うのまる)」やターザンロープ、サーキットトレーニング器具。
テープカットの後、地元の多くの少年少女たちが楽しそうに遊び、砂辺もミット打ちの格闘技体験会を行うなど明るく交流を深めた。
「これが見たかった。みんなが見たかった。みんなが待っていたことなんだと改めて実感した。自分のお金ではなく、被災地を応援したい人たちの気持ちを自分が懸け橋となってつなげればという思いでやってきた。これからも(被災地を)忘れないような活動を継続していきたい」
そう語る砂辺は、格闘技を通じて知り合った仲間との縁で、約5年前から釜石市大槌地区の復興支援としてがれき撤去や物資支援といった応援活動を続けている。
また、沖縄県で主催するアマチュア格闘技大会「沖縄ワクワクファイト」では、常にチャリティー大会として、その都度、テーマを決めて、入場料(500円/名)と募金箱で集めた全額を寄付している。2017年11月5日の前回大会では、頸髄損傷及び変形性頚椎症と闘う格闘家、高山善廣を支援する「TAKAYAMANIA」に寄贈された。
日本を代表する軽量級ファイター、那覇市で多くの会員を集めるジム代表、障がいを持つ小学生から高校生までの児童を対象としたデイサービス「クロスライン」を経営する株式会社CROSSLINEの代表取締役と多くの顔を持ちながら社会貢献を続ける砂辺の活動は、やむことを知らないようだ。
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