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【ボクシング】山中竜也、挑戦者のKO宣言に「KOされないし勝つのは俺」

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2018/03/16(金)UP

KO宣言のカジェロス(右)に山中竜也(左)が「勝つのは俺」

 318日(日)、神戸ポートピアホテルで行われるプロボクシングのダブル世界戦の調印式が16日(金)、試合会場のホテルで行われた。

 今回、初防衛がかかるWBOミニマム級王者の山中竜也(22=真正)は「コンディションはバッチリ」と言い、勝つためのポイントとしては「しっかりディフェンスを意識しながらも強いパンチを打てるようなトレーニングをしてきた。メキシカンで独特なリズムでやりにくい選手だと思うが、前半いいパンチをもらわないようにして後半勝負したい」と練習通りディフェンスから強いパンチで後半に勝負していくという。

ダブルタイトルマッチに挑む左がカジェロスvs山中竜也、右がカニサレスvs小西伶弥

 対戦相手の同級4位・モイセス・カジェロス(28=メキシコ)は3628勝(16KO71分の選手。昨年5月から3連勝中で、うち2度KO勝ちしている。コンディションは「もう100%だ。万全の状態で迎える」とし、山中の印象については「非常に素晴らしい選手で、強いチャンピオンとして尊敬していて敬意を払う。しかし、リングに上がったら私はもうその敬意を払わない。戦う」と好戦的。更に「メキシコで練習してきた通り、山中選手をKOする。KOしてタイトルを獲る」と宣言。

 それを受け「KOされないし、勝つのは俺」と山中も勝利宣言、「判定でもKOでもしっかり誰が見ても僕が勝っている試合で勝ちたい」と圧倒的な初防衛を目指すとした。

 山中は大阪出身で中学2年から元世界3階級制覇王者の長谷川穂積の在籍する真正ジムに入門。2012年にプロデビューで勝利を飾り、戦績は1715勝(4KO)2敗。この試合に向け長谷川穂積からは「これはただのひとつの試合やと思って臨んで、何のプレッシャーも感じんでいいから、とりあえず勝てばいいから」とアドバイスを貰ったという。

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