【RIZIN】大雅がスアキムをKO寸前まで追いつめたフェレイラと対戦「KO出来たら天心選手と戦いたい」
4月21日(日)神奈川・横浜アリーナにて開催される『RIZIN.15』の記者会見が、9日(火)都内にて行われた。
会見にはRISE世界フェザー級王者・那須川天心(20=TARGET/Cygames)とともに、同じく現在RISEで活躍する元K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者・大雅(22=TRY HARD GYM))が出席。タリソン・ゴメス・フェレイラ(23=ブラジル)とのキックボクシングルール3分3Rでの対戦が発表された。
フェレイラは3月10日に開催されたRISE世界トーナメント『RISE WORLD SERIES 1st Round』にRIZIN推薦を受けて出場した選手。ヴァンダレイ・シウバらを輩出したブラジルの名門シュートボクセ・アカデミー所属で、昨年ブラジルで開催された『SAIKYO GP』で爆発力がある攻撃を武器に優勝した。RISEでは1回戦でルンピニースタジアム認定スーパーフェザー級王者スアキム・PKセンチャイムエタイジム(タイ)と対戦し、荒々しいパンチで2度のダウンを奪ってあわや大番狂わせと思わせたが、最後はスアキムの前蹴りで大逆転KO負けを喫している。
大雅は2012年11月に『Krush』で16歳の時にプロデビュー。2014年8月Krush -55kg級王座に就き、2016年4月のK-1-60kg日本代表決定トーナメントで優勝、2017年2月には卜部弘嵩を破り第3代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者に就いた。しかし、2018年2月にK-1と所属ジムの契約トラブルでK-1を離れることになり、王座ははく奪。
その後はRISEやクンルンファイトに参戦し、昨年9月のRIZIN初参戦では原口健飛と引き分けている。『RISE WORLD SERIES 1st Round』ではラジャダムナンスタジアム認定ライト級王者セクサン・オー・クワンムアン(タイ)と対戦したが、判定2-1で惜敗した。
榊原信行RIZIN実行委員長は「大雅はRIZINと日本の格闘技界の中で生き残っていくにはどんな試合を見せてくれるのか、とても大きなテーマの試合です。日本のキック界で生き残っていくには落とせない試合で、試合内容も問われる。いつもの大雅以上に変わってくれると思う」と、大雅の奮起を期待。
大雅は「先月、不甲斐ない試合をしてしまったんですが、チャンスをもらえて感謝しています。自分が全部捨ててK-1から出てきたのはなぜなのか。そこは最初から変わっていません。KO出来たら天心選手と戦わせてもらいたい」と、フェレイラをKOしたら次は那須川と戦わせて欲しいと言い放った。
対するフェレイラからは「俺はどんな相手でもリスペクトするが、その上で踏み台にして上に行く。大雅が4月21日の昼寝から起きた時には俺は次のステップに足をかけている」と、大雅をマットに眠らせて次のステップへ進むとの強気なコメントが読み上げられた。
那須川でさえダウンを奪えなかったスアキムから2度もダウンを奪ったフェレイラの狂乱の拳が再び火を噴くか、それとも大雅がフェレイラをKOして完全復活の狼煙をあげて那須川に挑戦するのか。
<決定対戦カード>
▼RIZINキックボクシングルール 61.0kg契約 3分3R
大雅(TRY HARD GYM)
vs
タリソン・ゴメス・フェレイラ(ブラジル/シュートボクセ・アカデミー)
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