【パンクラス】ミノワマン約2年ぶり総合格闘技試合は、石川英司とレジェンド対決
6月30日(日)に開催される『PANCRASE 306』(東京・新木場スタジオコースト)の追加対戦カードが発表された。
ミノワマン(43=フリー)と石川英司(39=GRABAKA)のレジェント対決が決定。
ミノワマンは1996年にプロデビューし、実に100戦を超えるキャリアを誇る。これまでにパンクラス、DEEP、PRIDE、HERO’S、DREAM、IGF、ROAD FCなど国内外の多くのリングを経験。2009年のDREAMスーパーハルク(無差別級)トーナメントでは、体格で大きく上回るボブ・サップ、チェ・ホンマン、ソクジュを破り優勝した実績を持つ。
特に2003年から参戦したPRIDEでは、リングネームを本名の美濃輪育久から現在のミノワマンに変えてブレイク。勝利後にリング四方の観客に向かって拳を突き上げ、「オイ!オイ!」と叫ぶパフォーマンス(スタンディング・リアル・フィストと呼ばれている)などが人気を集めた。
2017年9月には韓国のビッグマッチ『ROAD FC』で韓国人選手にTKO勝利しているが、総合格闘技ルールではそれ以来の試合。復活をアピール出来るか。
対する石川もプロ55戦のキャリアを持つ大ベテラン。レスリングをバックボーンに持ち、パウンドを得意とする。現在もコンスタントに試合に出続け、昨年6月にはDEEP二階級制覇・横田一則の引退試合相手を務めると、容赦無く勝利して見せた。横田に続きミノワマンも葬ってしまうのか。
また、第3代フライ級王者・神酒龍一(みき・りゅういち/36=CAVE)vs初代バンタム級王者・井上学(40=C.A.C.C.スネークピットジャパン)の元王者対決も決定。
神酒は2013年に修斗世界バンタム級王座決定戦に勝利し、王座獲得に成功。2015年にはフライ級キング・オブ・パンクラス決定戦でランキング1位の安永有希と対戦し、判定勝ちを収めて王座を獲得。史上初の修斗世界王座とパンクラス王座の両方に就いた選手となった。
今年3月には2年ぶりに復帰し、同級ランカーに1-2の惜敗。今回再起戦となる。
対する井上は、パンクラスで王座獲得後は修斗に本格参戦。2012年には堀口恭司と対戦し、僅差の判定で敗れたが、しつこいテイクダウン&寝技で堀口をスタミナ切れに追い込んで苦しめた。また元UFCファイターである佐々木憂流迦とも対戦し、ドローに持ち込んだこともある実力者だ。
2016年10月に約3年ぶりとなる戦線復帰を果たし、修斗で4連勝。パンクラスには昨年12年、7年ぶりに復帰し判定勝利を修めている。
井上は自身のSNSで「生活の全てを懸けて頑張ります!」と40歳ながら現役バリバリを感じさせるコメントをしている。
<対戦決定カード>
▼ミドル級 3分3R
ミノワマン(フリー)
vs
石川英司(GRABAKA)
▼フライ級 5分3R
神酒龍一(CAVE/第3代フライ級K.O.P.)
vs
井上学(C.A.C.C.スネークピットジャパン/初代バンタム級K.O.P.)
▼ストロー級 5分3R
早坂優瑠(CORE QUEST KUSIRO/同級9位)
vs
高島俊哉 (リバーサルジム新宿Me,We/同級10位)
▼フライ級 3分3R
杉山廣平(SPLASH/2018年NBTフライ級準優勝)
vs
加マーク納(総合格闘技道場コブラ会)
▼ウェルター級 /3分3R
KAZZ(GRABAKA/2013年ネオブラッドトーナメント同級優勝)
vs
脇本恭平(T-Rex Jiu-Jitsu)
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