【RIZIN】KO勝利の那須川天心、ダウン奪った左ミドルキック「あれは誰でも倒れる」
6月2日(日)兵庫・神戸ワールド記念ホールにおいて開催された「RIZIN.16」のメインイベントでISKA世界フェザー級王座決定戦が行われ、マーティン・ブランコ(アルゼンチン)に勝利し王座に就いた那須川天心(20=TARGET/Cygames)が試合後の会見で自身の試合を振り返ると共に大阪大会とその先の展望を語った。
試合の感想を聞かれた那須川は「一発もらったら危ないというのはあった。一発ももらってないので冷静に戦えてよかった。2、3ラウンドあたりから(相手の)コンビネーション(の中)に入ろうと思ってて早く終わらせられてよかった」と試合を分析した。
最初にダウンを奪った左ミドルキックは自身でも「あれは誰でも倒れる」と評価。
まず左のヒザ蹴りでダメージを与えた那須川は、上からのオーバーハンド気味の左フックを放つ。相手はガードするもののバランスを崩し、そこにすかさず左ミドルキックがヒット。那須川はサウスポースタイルのため奥足となる左の蹴りの威力は抜群の破壊力がある。パンチも左が奥手となるため左でのKO率が高い。
今回のフィニッシュは左ヒザ蹴りで3度目のダウンを奪ってのKO勝利だったが、今年3月のRISEでは左ハイキックでKO勝ち、4月のRIZINでは左ヒザ蹴りでKO勝ち。昨年11月のRISE、5月のRIZINでは左ストレートで複数のダウンを奪いKO勝ちに繋げている。
RIZIN初の関西大会でファン、その熱気に触れた那須川は「いろんな人に声かけてもらって。自分が誰かの人生を変えるというか、誰かの元気の源になりたいというのがあったので、少しずつできている。まだまだ格闘技も盛り上がるしまだまだ成長したい気持ちでいっぱい」と、ファンへ感謝の気持ちも語った。
7月21日開催の「RISE WORLD SERIES 2019 Semi Final Round in OSAKA」で行われる-58kgのワールドトーナメントを控えつつ、今後の目標を聞かれると「RISEを制覇するのもあるし、世界に出たいですよね。色々盛り上がっているのでオファーがあれば何でも出ますよ。もともと世界一になりたいので日本だけにいても説得力がない。日本でやらないといけないことはあるけど」と、既にトーナメントの先、“対世界”を見据えた発言が更なる活躍を期待させる。
オファーがあれば何でも出ますと言った那須川、今月22日には『那須川天心にボクシングで勝ったら1000万円』でボクシング元世界3階級制覇王者の亀田興毅(32)、7月のRISEでは那須川が「めちゃくちゃ強い相手」と評価するルンピニー二階級王者でもあるスアキム・PKセンチャイムエタイジム(23=タイ)と強豪との対戦が続く。
【イーファイトのテクニック動画】
・スゴ技vol.1 那須川天心のスーパーマンパンチ
・スゴ技vol.2 那須川天心のサイドステップパンチ
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