【RISE】ベイノア、新必殺技は「腕を折る右ガード」、喜入「右のガードに注意する」
7月5日(金)東京・後楽園ホールにて開催される『RISE133』の公開計量・記者会見が、4日(木)に都内で行われた。
第8試合に出場する第2代RISEウェルター級王者・”ブラックパンサー”ベイノア(23=極真会館)とルンピニージャパンウェルター級王者・喜入 衆(40=きいれ・とも/NEXT LEVEL渋谷)はともに規定体重をクリア。5日の決戦に駒を進めた。
今年3月以来のRISE出場となったベイノアは、まさかのアフロヘアー姿で計量に登場。その姿だけでも会場の度肝を抜いたが、減量の際に「体重を減らしてもこっち(髪の毛)が増えてきて、結果的に重さがあまり変わらなかった」という苦労話を披露し、会場は笑いに包まれた。
対戦相手の喜入とは実はデビュー以来の付き合いがある。喜入はベイノアがデビューしたJ-NETWORKの運営に関わっていたこともあり、デビュー直後のベイノアに注目していたという。「リングサイドで見ていて、すごく若くていい選手だと思っていた」と振り返る喜入に、ベイノアも「近くで頑張れよと言っていただいたこともある」と、表情に感慨深さをにじませていた。
ベイノアは今年3月、王者となって初めての試合でタップロン・ハーデスワークアウトにまさかの1RKO負けを喫した。その敗戦の理由を問われると、「左フックをもらったということで、右のガードが下がっていた」と振り返った。
ここまでは一般的な回答だが、ここからがベイノアの真骨頂。今回の試合に向けて用意した得意技について問われると「右のガード」と回答。攻撃手段となる必殺技も「左のフックをガードしたら左の腕が折れるような右のガードを用意してきた」と真顔で言いきり、会場の度肝を抜いた。しかし喜入も負けておらず、ベイノア対策を「右のガードに注意したい」とジョークで返し、お互いに一歩も譲らないまま前哨戦を終えた。
また第7試合に第4代RISEスーパーライト級(-65kg)王座決定トーナメント準決勝に出場する山口侑馬(24=山口道場)と森香津眞(23=チームドラゴン)も計量をクリアした。
「だいぶ前に出させてもらった」と語る山口のRISE参戦は2013年11月の郷州力戦以来6年半ぶり。新しいファンも増えているRISEの舞台で、「いい自己紹介できたらいいな」と存在感を示す勝利を目指す。森の印象を問われると「体がめちゃでかいですね。体が強そうやなって感じで。それくらいですかね」とあっさり気味の回答。近年では王者クラスとの対戦を数多くこなしている山口は、4戦全勝全KOの若武者を一蹴してみせる構えだ。
対する森は「RISEのファンの皆さんに僕の名前を知ってもらうチャンスだと思うので、勝ってタイトルマッチにつなげたい」と意気込みを語った。山口との試合も「絶対面白い試合になる」と、激闘製造機である山口と自身のスタイルはかみ合うだろうという見解を見せ、プロ入り後初の後楽園ホール出場の場でインパクトを残す姿勢を見せた。
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