【RISE】白鳥大珠、キャリア最強の敵セクサンの攻略法わかった!天心も対策を伝授
7月21日(日)エディオンアリーナ大阪にて開催される『RISE WORLD SERIES 2019 Semi Final Round in OSAKA』の-61kg級・準決勝戦に出場する白鳥大珠(23=TEAM TEPPEN/RISEライト級王者)が、9日、所属ジムで公開練習を行った。
白鳥は2013年の高校3年時、WPMF日本スーパーフェザー級王座に就き、2015年にはプロボクシングに転向して8勝(5KO)3敗。昨年6月にキックボクシングにカムバックしてからは無敗を誇る。前回3月のトーナメント1回戦ではヘクター・サンチアゴ(ブラジル)との打ち合いを制しフルマークの判定勝利で準決勝進出。今回の準決勝では優勝候補と目されているラジャダムナンスタジアム認定ライト級王者セクサン・オー・クワンムアン(30=タイ)と激突する。
公開練習ではミットに良く伸びるミドルキックや、飛びヒザ蹴りなどを叩き込み披露した白鳥は
「やっとセクサン選手を倒すイメージが自分の中で出来ました。最初はどうすれば倒せるか攻略法が全然わからなくて、でも攻めどころ、崩し方もやっとわかってきた」と強敵に向かう準備は出来たようだ。
白鳥はセクサンの印象を「蹴りとプレッシャーが強い」としながらも「そこを注意して今やっていることをやれば間違いなく勝てる」と自信ありげに話す。
公開練習で出していた飛びヒザもその一つだと言う。「セクサンを崩すための一つの技です。相手も相当な試合数こなしているんで、同じ攻撃ばかりだと読まれてしまう。どう相手の穴を見つけて、そこを突いて倒すか。そのためにバリエーションを増やして戦うことを意識して練習しています」と語る。
先日はボクシングジムにも出稽古に行った。訪れたのは17年に白鳥が日本ユースライト級タイトルマッチで対戦した、同王者・富岡樹(REBOOT)のジムだ。試合は白鳥が判定で負け、現時点では白鳥ボクシング最後の試合となっている。
白鳥は「セクサン対策というわけではないが、刺激を入れてプラスになればと。キックに来て、ボクシング時代から忘れちゃったことを思い出したり、攻め方やパンチ技術を学ぶために。ジャブ一つや、距離感についても違う。富岡選手やトレーナーにもアドバイスを貰って、自分の中でも収穫になった」と、ボクシング時代の感覚も呼び戻した。
「ここ最近の試合は守りに入っていた部分がある。その姿勢が良くなかった」と振り返る白鳥。
同門で、同日に-58kg級の準決勝で試合を行う那須川天心も「(白鳥は)根性負けしなければ勝てる。白鳥君のの強みとして遠い距離があるけど、ラウンドを重ねるほど、相手のプレッシャーは強くなってくる。セクサンは圧力もあるし。1、2ラウンドで取って、最悪3ラウンドヘロヘロになっても、ダウンしなければ勝てる。それも作戦。様子を見ちゃったらダメ」と白鳥へ対策を伝授した。
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