【イノベーション】極真世界王者・与座優貴「空手で出していない技は沢山、お楽しみに」
7月15日東京・新宿FACEで開催されるJapan Kickboxing Innovation『Join Forces-14』。今大会で行われる「INNOVATION×シュートボクシング 3vs3対抗戦」の大将戦(65kg契約3分3R)で対戦する、極真会館の2017年極真会館 軽量級世界王者・与座優貴(21=橋本道場)とSB日本スーパーライト級7位・イモト・ボルケーノ(20=グラップリングシュートボクサーズ)のコメントが主催者を通じて届いた。
与座は極真会館の2017年第6回全世界ウェイト制選手権では軽量級優勝を果たして世界王者に輝くなど、極真空手で数々の成績を収め、今年3月よりキックボクシングに転向。デビュー戦、続く5月の2戦目と共に蹴りでKO勝利を飾った。
3戦目となった6月のREBELSでは、判定2-1で勝利。「倒す!」と断言したにもかかわらず、判定決着となったことや試合内容などに自分で納得がいかず、一方で勝利した安堵もあり、色々な感情が渦巻いて試合直後に泣きじゃくったという与座。
全勝街道を進んでいるが「相手選手を全員格上と思ってリングに上がらせていただいております」と謙虚な姿勢を崩さない。
イモトの印象を聞かれると「これまでの相手で一番強いだろうと思いました。強い相手である方が楽しいので喜ばしいことです。けど、大丈夫です」と自信を見せた。
試合の展望を尋ねると「空手で出していない技はまだ沢山あるのでお楽しみに」と、士気とともにテンションも上がっている様子。「スパーでは出せているので、あとは本番のリング上で表現できれば」と語るが、果たしてどんな技が飛び出すのか。
対するイモトは、Union朱里、YUSHI、MISAKIら名選手を輩出している『グラップリングシュートボクサーズ』期待の新鋭。
昨年8月のSBモンゴル大会にて日本代表メンバーに抜擢され、格上のチングン新小岩ジム(モンゴル)と激突。判定で敗れはしたが、アウェーの地でありながらも気持ちを前面に出したファイトスタイルを見せた。今年5月のSB大会では、REBELS 60kg級王者・鈴木宙樹の実弟である鈴木千裕に判定負けしており、ここで勝って再起を飾りたいところだ。
与座については「2試合、動画を見ました」とのこと。「フルコンタクト空手で沢山の試合を経験してきたかもしれませんが、こちらは幼稚園からジムに通って柔術もしていましたし、キャリアに差を感じてはいません。プロのリングに関してなら、まだ3戦なわけですから(イモトは9戦)」と語り、“元極真空手世界王者”の肩書きなど気にも留めていないことを示した。
自身のファイトスタイルを「ずっと前に出続けます」と分析。相手は「やり辛いんじゃないかな?」と強気な姿勢だ。
今回大将に選ばれたことは「まず感謝です。自分がしっかり勝つのは当然のこととしてチームとしての勝利ももぎ取りたいですね」と、目標を掲げた。
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