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【K-1】武尊、ケガの回復具合を語る。困難には「明確な最終目標を」

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2019/07/26(金)UP

右拳が完治するまで、あと少し

 3月10日のK-1で、ラジャダムナンスタジアム認定フェザー級王者ヨーキッサダー・ユッタチョンブリーに2R右フックでダウンを奪い、続けてパンチの連打でKO勝利を収めた武尊。

 しかし試合後、拳の腱断裂が発覚し、拳と腱をつなげる手術を行うことになった。4月13日に手術を行い無事成功したが、全治半年、長期欠場の見込みとなっている。

 7月25日、都内にて9月27日開催の『K-1 KHAOS NIGHT.9』の「K-1選抜vs格闘代理戦争・7対7全面対抗戦」記者会見に同席した武尊が、ケガの現在の状況について答えてくれた。

「ケガはだいぶよくなってきている」と言う武尊。確かに最近は、自身のSNSでサンドバッグ打ちや、以前と変わらぬ素早い動きのミット打ち動画などをアップしている。

3月の試合で右フックを打ち込みダウンさせた武尊

「でもまだフルでは打てないくらいの完治度なんで。一応8月くらいからミットを打てるようになるよと(医者に)言われてたので、それよりは早く動いています。ただ、まだ痛みは残っていて、その痛みが取れてからやっと本気で打って、身体作りを1から出来るかな」と、来月から右手の本格稼動が出来そうだという。

 さらに「でもそれ以外の部分は、すぐにも試合できるぐらいまで持っていこうと思っています。追い込みに近いくらい練習をやってますね。蹴りと左手の練習をメインに」と、ハングリーさは相変わらず。

後輩の岡嶋形徒(左)橋本実生(右)と会見に出席した武尊

 武尊は2016年にも右拳骨折で全治2ヶ月と診断されたことがある。アスリートにはケガもつきものだが、長期欠場時のモチベーションの保ち方は「まずは試合がやりたいという気持ち。それと毎日ジムに行って、他の選手との練習だったり、(他の選手の)試合前の感じを見てるとやっぱり自然とモチベーションが湧いてきますね。早く戻りたいなって」と、安静にするだけでなく、毎日の練習を欠かさないことがモチベーションを保つことに繋がるという。

 アスリートでなくても、生きているとうまくいかないことはある。そんな状況の人たちに向けて武尊は「一個、最終目標みたいなものを持っていることが大事。それがなくなるとブレちゃうし、気持ちも多分保てなくなるんで」とアドバイスをくれた。
「僕もやっぱり復帰したいという気持ちだったり、試合をしたいという気持ちがあるんで。それに向かってやることって決まってくるし、それがあるから保ててる部分がある。明確な最終目標を一個持ってくっていうのは 絶対必要だなと思います」と、目標があることが何よりの支えだと語った。

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