【RIZIN】大雅、町田の居合いパンチに「カウンターを取りに行きます」勝利後目指すは那須川の首
7月28日(日)さいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN.17』に出場する選手たちの個別インタビューが、26日(金)都内で行われた。
第8試合RIZIN キックボクシングルール3分3R(62kg契約)でWPMF世界スーパーフェザー級王者・町田光(31=橋本道場)と対戦する元K-1 WORLD GPスーパーフェザー級王者・大雅(22=TRY HARD GYM)がインタビューに応じた。
大雅は、K-1王者にも輝いた実績を持ち、現在はRISEやRIZINに主戦場を移している。しかし、現在3連敗中でRIZINでも1敗1分と勝ち星はない。今年4月のRIZINでは、那須川天心に「過去最強の敵」と言わせたスアキム・PKセンチャイムエタイジムから2度のダウンを奪ったタリソン・ゴメス・フェレイラと対戦して2Rにタリソンの反撃の前に大逆転TKO負けを喫している。今回再起をかけてRIZINのリングに上がる。
今回の契約体重はいつも大雅が試合している60kgや61kgより重いため「体調はいいです」と表情からは好調ぶりを感じさせる。対戦相手の町田に関しては「変わった技を出してくるのでそれだけ気をつけたいです」と町田の代名詞ともいえる必殺技“居合パンチ”に警戒する。
ここ数戦自身の思うような成績を残すことができておらず、悩む様子がクローズアップされていた大雅。「今回は1ヶ月タイに行って練習してきました。そこで自分にあったスタイルができていなかったと感じました。勝ちたい思いが強すぎて型にハマったようなスタイルになってしまっていたので練習しながら自分のスタイルを見つけてきました」とタイでの練習を試合で見せるという。
試合展開としては「試合を楽しんで、自分のペースの持ち込んで最終的には勝ちたいです」と勝ちへのこだわりを露わにし、試合のテーマを問われると「今回は自分の力をしっかり出せれば絶対勝てると思います」とまずは自身の力を出し切ることに専念している。
「ここ最近負けていて舐められているのは分かっています。自分には後がないと思っているので」と背水の陣でこの試合にかける覚悟が伝わってくる。これに勝利して大雅が見据えるのは、RISE世界フェザー級王者・那須川天心だ。「キックでは天心選手が一番だと思っているのでそこを目指したいです」と宣言した。この試合をクリアーして目標に一歩近づけるか。
後が無いと語っているだけに、大雅自身プレッシャーが多少あると語るが「思いっきりぶちのめしに行きます。リラックスして楽しみます」と述べ、最後に「オファーをいただけるだけでありがたいので自分にしか見せられない動きを見せて、自分にしかないものを見せられたらと思います。居合パンチで腕を下げた瞬間にカウンターを取りに行きます」と意気込んだ。
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