TOP > ニュース 一覧

【RIZIN】朝倉海、”KOダイナマイト”内山高志と取り組んだ練習と堀口対策への自信

フォロー 友だち追加
2019/08/08(木)UP

不安の欠片も見せない朝倉

 8月18日(日)愛知・ドルフィンズアリーナで開催される『RIZIN.18』に出場する朝倉海(25=トライフォース赤坂)が、8月8日所属ジムにて公開練習を行った。
 朝倉はメインイベントで、RIZIN、 Bellator世界バンタム級 二冠王者の堀口恭司(28=アメリカン・トップチーム)と対戦する。

 公開練習ではパンチをメインとした打撃を披露。飛び込んでからの打ち降ろしフックや、突き上げるヒザ蹴りなど得意の倒せる打撃を見せた。

 昨日7日には堀口が公開練習を行い「打撃でも寝技でも、将棋のようにしっかり詰めて最後に決める形にしたい」と理詰めでのフィニッシュを宣言している。
 しかし朝倉は「(自分は)相手が想像しているより上のレベルにいると思う。相手が予想だにしない、パニックになるような展開を作っていきたいと思っています」と堀口の”棋譜の想像”を超える。

ヒザ蹴りも炸裂させた

 堀口の想像より上にいる理由として「半年間くらい、対戦相手や自分のケガもあって試合をしていない。その分試合で見せていない部分で、たくさん成長した。それを相手は計算出来ないと思うんで、予想外のことが起こるんじゃないかな」と不敵に笑う。

 4ヶ月前からはボクシングジムにも通い始めた。元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者で”ノックアウト・ダイナマイト”と呼ばれた内山高志のジムだ。朝倉は「最初行った時に(内山から)『全然ダメだ』って言われて。『よくそれで、そんな強いパンチ打てたね』と。今までボクシングの技術を専門の人に教えてもらったことが無かったんです。自分なりに考えてはいたのですが、そこを教えてもらって習得出来たので、その部分が一番成長出来たかもしれない」と、とくにパンチがレベルアップしている。
 内山とも一緒に堀口の映像を見て、有効な技をアドバイスしてもらったという。

思い切りのいいフックをブチ込む朝倉海

 兄の未来と堀口は、以前雑誌の企画でスパーリングを行っている。朝倉は「未来が『スパーリングの中でも弱点を見つけた』と言って教えてくれたり、良い部分もすごく聞いたので分析の材料になる」と”参謀”未来とも具体的に対策を立てている。

 さらに「今回は作戦を立てています。詳しくは言えないけれど、その作戦をどこまで実際に出来るかが勝敗を分けるんじゃないかな」と言う。

 伝統派空手をバックボーンに持つ堀口は、素早い踏み込みと鋭いパンチを持つが、朝倉は「殴り合いでは自信ありますね、それは絶対僕が有利だと思います」と自信を持つ。
 また、打撃以外でも「テイクダウンする自信はありますね。多分組んだら僕のほうが強いかなと思ってますね」と動じない。

 今回は地元・名古屋での開催だ。「今回は沢山の友達来てくれる。そういう声援の中で戦うので負けられないですし、何が何でも勝ちたいという気持ちがいつもより強い」と語る朝倉。前評判を覆し、地元でのジャイアントキリングなるか。

☆8.18 RIZIN 対戦カード、イベント情報はこちら

フォロー 友だち追加

●編集部オススメ

・朝倉海が打撃戦でケイプを破る大金星

・堀口恭司、狙うは“将棋のような”理詰めのフィニッシュ

・不敵な朝倉兄弟、弟・海は乱闘寸前に

・堀口恭司が接戦の末、コールドウェルを下しバンタム級王座を獲得

・あい、当初は燃え切れなかった総合格闘技で戦い続ける理由

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!

こんな記事も読まれています

関連動画

関連記事

」をもっと見る

TOP > ニュース 一覧