【K-1】近藤魁成「僕が勝って面白い試合にしたい」、ミットを持った梶原代表が感じた“狂気”
8月24日(土)エディオンアリーナ大阪(第1競技場)で開催される『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~日本vs世界・5対5&スペシャル・スーパーファイトin大阪~』。同大会の「スーパーファイト/K-1ウェルター級/3分3R・延長1R」で松岡力(25=K-1ジム五反田チームキングス)と激突する、近藤魁成(18=大成会館)が都内にて公開練習を行った。
近藤はK-1甲子園の-65kg級を2017・2018と連覇。プロデビューは2018年3月で、戦績は2勝(2KO)無敗1分。今年3月のK-1では瑠久をパンチとヒザ蹴りの猛攻でKOした。プロわずか4戦目でK-1 KRUSH FIGHTウェルター級王者・木村“フィリップ”ミノルに挑戦し、ダウンを奪うも逆転KO負けを喫して今回が再起戦。K-1ジム五反田の実力者との対戦に燃える。
8月4日に行われたK-1甲子園ではPR大使を務め、イベント出演の関係のため東京に残っていた近藤。この日はK-1ジム総本部の梶原龍児代表を相手に2分1Rのパンチのミット打ちを披露した。ミットを持った梶原代表は後にSNSで「殺気というか、狂気的な怖さを感じた」とコメントしたほどで、まさにチャンピオンクラスの選手に成長を遂げている段階だ。
「新しい技であったり色々と練習してきて、それが良い感じにハマって来ている」と新たな技術の習得に意欲的に取り組んでいる。また解説を務めたK-1甲子園の試合を振り返り「みんなレベルが高くなったと思います。今年の甲子園の子たちに負けないように僕も頑張りたい」と高校生ファイターたちから刺激も受けた。
前回のタイトルマッチを振り返って「木村選手はパワーもあって下がらせられる部分もあったのですけど、ヒザ蹴りは狙っていたので練習通りでした」とダウンを奪ったヒザ蹴りは狙い通りの一発だったことを明かし、ジャブの差し合いなど劣勢が予想された展開でも勝負できる手応えを得た。
その一方で「正直ダウンを取った後、立ってくると思ってなかったのでチャンピオンの気持ちの強さ、流石チャンピオンだなと思いました」とベルトを巻く人間の強さを感じ、「全体的に改善していかないといけないし、もっと自分をストイックに追い込める選手にならないといけない」と更なる技術、精神面ともに成長が必要だと自覚している。
対戦相手の松岡については「周りの人に聞いても『松岡選手は強い』と言われます。それは僕も分かっていることですが、絶対に僕の方が面白い試合をするので、当日は僕が勝って面白い試合にしたいと思います」と断言。松岡はオールラウンダーという観点から、木村より戦いにくい相手という見方もあるが「そういったことも考えた上でしっかり準備しています」と松岡対策も万全だ。
自分の方が面白い試合をすると断言すると共に、「判定で勝つことはないと思うので、この試合で僕が勝つにはKOしかない」とKO勝利宣言。兄・拳成と揃い踏みの地元・大阪大会出場となるが「僕も兄も挑戦者じゃないですけどベテランに挑むという意味では同じ試合(魁成が3試合目、拳成が5試合目)なので、僕が先に勝って兄につなげたいですね」と松岡に勝って、兄に勝利のバトンを繋ぐと意気込んだ。
近藤は以前から対戦したい相手として野杁正明の名前を挙げていたが「今回の大阪大会には野杁選手以外にも木村選手など同じ階級の選手が出ているので、他のウェルター級の試合には負けたくない」と静かに対抗心を燃やす。最後に「8月24日、新しい近藤魁成に期待していてほしいです。応援よろしくお願いします」とファンにメッセージを送った。
公開練習写真=(C)M-1 Sports Media
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