【RIZIN】浜崎朱加が極まった一本を語る、アムは包帯巻き再戦希望
ムエタイ、柔術の双方で実績があり、“最強の刺客”と呼び声も高かったアム・ザ・ロケット(23=TARNTONG GYM/PHUKET TOP TEAM、タイ)を下し、改めて女子スーパーアトム級女王の強さを見せつけた浜崎朱加(37=AACC)が試合後、インタビューに答えた。
前半、アムにバックからチョークを取られた場面では「極まる感じはしなかったが、途中から片手で絞められたので力が強いなと思った」と語り、ピンチを迎えてもおかしくない場面でも冷静だったことを明かした。
また、アムの右腕を思いきりひしいだフィニッシュシーンでは、女子特有の腕関節の柔らかさに苦慮したといい、「またこのタイプかと思ったが、極まっていたとは思ったので最後は思いきり伸ばした」と語った。
リング上のインタビューでは、最後に「茜ちゃん、勝ったよ」というメッセージを残している。師である藤井惠さんの教え子で、現在全身がんと闘う広島県福山市の城戸茜さんが浜崎の応援のため会場に駆けつけていたことから「最後にお礼を言いたかった」との思いで発したメッセージだったという。
最後に今後の目標を聞かれた浜崎は「タイトル戦だろうがノンタイトルだろうが、今後も一本を狙っていきたい」と、群雄割拠のスーパーアトム級でどん欲に強さを追い求めることを改めて宣言した。
一方、敗れたアム・ザ・ロケットは、右腕を吊った状態で会見場に現れた。「少しじん帯が伸びただけで問題ない」と語ったが、浜崎については「本当に強い相手。寝技はもちろんムエタイの技も持っていて、自分にとっては今一番怖い相手」と女王の強さに改めて感服した様子。
それでも「この一戦は自分にとって大きな成長につながった。トーナメントでもワンマッチでも、機会があればぜひまたRIZINに戻ってきたいし、チャンスがあれば浜崎選手とも再戦したい」と、RIZINへの継続参戦と浜崎へのリベンジを希望した。
今回の勝負の分かれ目は「自分が寝技に行ったのが早すぎたこと」と分析したアム。「もう一度チャンスがあったらもっと面白い試合ができる」と本人が語っている通り、アムが再び参戦することで女王・浜崎の首を狙うスーパーアトム級戦線がますます活性化しそうだ。
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