【RIZIN】堀口恭司を撃破した朝倉海、兄・未来から授かった秘策とは
8月18日(日)愛知・ドルフィンズアリーナで行われた『RIZIN.18』に出場した朝倉海(25=トライフォース赤坂)が、試合後の会見に臨んだ。
会見場に現れ「理想の勝ち方ができたので素直に嬉しいです」と、安堵した様子とともに試合の感想を口にした。
試合は1R早々に堀口の動きに合わせて朝倉がカウンターでダウンを奪ってから追撃しKOという、周囲も驚愕の内容となったが「自分に自信を持って戦えたのが今回の勝因」と分析する朝倉。ボクシングジムでの練習がそういった自信につながったことは本人も認めるところだ。
ダウンを奪ったクロスカウンターは、今回の堀口戦に向け秘策の一部として取り入れた。当たっても倒れないことを想定し、当たった後も冷静に、焦らず組み立てるところまでが作戦だったと、綿密に練られた堀口対策を明かした。
その作戦を練ったのは兄・未来だが、今回の試合で明かした武器はほんの一部。次戦を見据え温存したものがあるとも話した。また、今回は1Rという短期決着となったが、戦前の作戦ではむしろポイントを取りに行く作戦だったという。
クロスカウンターを武器にするにあたり恐怖心との戦いも必要となるが「怖がらずに叩くことができるのは覚悟ができているからだと思っています」と、朝倉流のコツも語る。
覚悟を決めているからこそ相手に対する恐怖心がなく、パンチもすれすれまで見切ることができるのが彼なりの秘訣なのだ。
試合後、秘策を授けた兄・未来は弟の勝利に喜び、安心した様子だったという。「一緒に戦っている気持ちというか、分析したり時間をかけてくれていたので感謝しています」と、この勝利は兄弟の勝利でもあるということを明かした。
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