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【RIZIN】堀口恭司にKO勝ちの朝倉海、大晦日にベルトかけて再戦希望

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2019/08/19(月)UP

会見で堀口とベルトをかけた再戦を希望した朝倉海

 8月18日(日)愛知・ドルフィンズアリーナで行われた『RIZIN.18』でベラトールとRIZINの世界バンタム級二冠王、堀口恭司(28=アメリカン・トップチーム)に1R1分8秒でKO勝利した朝倉海(25=トライフォース赤坂)が、試合後の会見に臨み、大晦日で堀口とベルトをかけたタイトルマッチを要望した。

 会見で今後の展望を聞かれた朝倉は「今回対戦を受けてくれた堀口選手に一番感謝しないといけない」と、リング上でも今回の対戦を受けた堀口に感謝を伝えたが、この場でも感謝の意を伝える一方、「大晦日にベルトをかけて戦ってほしい」と、ダイレクトリマッチであると同時に堀口が持つRIZINバンタム級のタイトルを懸けた対戦を希望した。
 更に1分8秒という短時間で終わったこともあってか、堀口対策について「試合のために用意し、明かした武器はほんの一部」とまだまだ次戦に温存しているという。
 ボクシングジムでの練習でパンチもレベルアップした。

ヒットした朝倉のクロスカウンター。これで堀口がぐらついた

 朝倉は4ヶ月前から元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者で”ノックアウト・ダイナマイト”と呼ばれた内山高志のジムに通い始めた。今月8日の練習後のインタビューでは「最初行った時に(内山から)『全然ダメだ』って言われて。『よくそれで、そんな強いパンチ打てたね』と。
 今までボクシングの技術を専門の人に教えてもらったことが無かったんです。自分なりに考えてはいたのですが、そこを教えてもらって習得出来たので、その部分が一番成長出来たかもしれない」と、パンチのレベルアップを語った。更に内山とも一緒に堀口の映像を見て、有効な技をアドバイスしてもらったとも。

マットに崩れた堀口に追撃のパウンドを見舞う朝倉海

 今回、朝倉が勝ったことによって、堀口とは希望通りベルトを懸けた試合が組まれることが予想されるが、試合後、会見場に現れた堀口も「しっかり勝ちたい」と望むところの様子。ダイレクトリマッチでも、少し期間を空けてからの再戦でも問題ないとした。

♢朝倉 海(あさくら かい)1993年10月31日 愛知県豊橋市出身。トライフォース赤坂所属。
 高校3年生の時に、兄の未来に連れられて空手の禅道会豊橋道場に入門。2012年にDEEPで格闘技デビューをTKO勝利で飾り、未来と共にTHE OUTSIDERに参戦。2014年にはOUTSIDER55-60kg級初代王者に。2016年7月から韓国のROAD FCに参戦し2勝(1KO・1S)1敗の戦績を残し17年12月からRIZIN参戦、今回の堀口戦を含めRIZINでは5連勝無敗となった。

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