【K-1 KRUSH】鈴木勇人が左右田泰臣を延長で退け初防衛=全試合結果
頂点目指す親友対決は、K-JeeがRUIに圧巻のKO勝利K-1 KRUSH FIGHT実行委員会
『K-1 KRUSH FIGHT.104』(2ページ目)
2019年8月31日(土)東京・後楽園ホール
▼ダブルメインイベント第1試合(第8試合)初代K-1 KRUSH FIGHTクルーザー級王座決定トーナメント・決勝戦 3分3R 延長1R
○K-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning)
KO 2R 1分43秒 ※右フック
●RUI(K-1ジム蒲田チームキングス)
K-Jeeは1回戦にベテランの工藤勇樹をKOで下して、準決勝は杉本仁をKOで沈めて決勝に進出した。一撃での殺傷能力が持ち味のファイターで、ここ最近の試合ではパンチだけではなく、蹴りの精度も確実に上昇している。
対するRUIは長身から繰り出されるヒザ蹴りを武器に、今年2月にBigbang王者の愛鷹亮を完璧にマットに沈めて一回戦突破、準決勝はWSRの最終兵器、ハードパンチャーで注目の植村真弥をヒザ蹴りと、絶妙な距離感で支配し判定勝利を収め決勝に進出した。
両者は福岡県の同じジム、同じ大学、同じバイトで、キックボクシングの世界のトップを目指し青春時代を共に過ごした仲。今回の対戦に思い入れのある2人がベルトを懸けて争う。
1R、RUIがサウスポーにゆったりと構えて強烈な左ミドルで先制すると、K-Jeeは鋭い右ローを返していく。中盤、距離を詰めて左ハイキックからの左ストレートをヒットさせるRUIに、K-Jeeはカウンターの右ストレートをヒット。初回から激しい打ち合いが展開される。
2R、RUIが接近して、ボディに豪快な左ヒザを突き上げて左ストレートを狙うと、K-Jeeはロープ際で渾身の右ストレートがクリーンヒット、これにRUIがよろめきK-Jeeが右フックからのヒザ蹴りで追撃して先制のダウンを奪う。何とか立ち上がり前進して、左ミドルを放つRUIだがK-Jeeが左フックからの右フックを再びヒットさせると、RUIがマットに倒れこみ、K-Jeeの圧巻のKO勝利となった。
勝利したK-Jeeは「応援ありがとうございました。九州の格闘技にレベルがあがってきているので、K-1福岡大会絶対やりましょう。カリミアン選手を倒した愛鷹選手はダイレクトマッチもあるかどうかは分からないけど、1勝1敗でまだ決着は付いていないと思っているので一緒に盛り上げられたら良いなと思っています」と新生K-1初の福岡大会開催に向けてアピールし、先日K-1王者をKOした愛鷹にも宣戦布告した。
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