【RISE】山口侑馬「倒される前に僕が倒す」とベルト獲得に自信
9月29日(日)後楽園ホールにて開催される『RISE134』のメインイベント「第4代RISEスーパーライト級(-65kg)王座決定トーナメント決勝戦」で同級1位・山田洸誓(26=正道会館KCIEL)と対戦する同級2位・山口侑馬(24=山口道場)のコメントが主催者を通じて届いた。
山口は、実兄の山口裕人を追いかけ2011年に大阪でプロデビュー。2015年2月にはDEEP KICK 60kg級王座、同年12月にはINNOVATIONライト級暫定王座を獲得し、その後はKNOCK OUTで強豪としのぎを削ってきた。
6年ぶりのRISE参戦となった7月5日大会の本トーナメント準決勝では、同級6位でここまで4戦4勝4KOの森香津眞(チームドラゴン)から豪快な右フックでKO勝利。「いい自己紹介ができた」と余裕を見せつつベルト獲り宣言もやってのけた。
タイトルマッチが近づき「調整もバッチリです。今、水抜きするぐらいで減量はほぼないので練習もいい感じでできています」と調子の良さを伺わせ、「山田選手は丈夫そうですが、これといって飛び抜けたものがあるわけではないのでそんなに対策は練っていないです。ただ自分のレベルアップのための練習をしています」と対策よりは、自身の能力に磨きをかけている。
練習については「山口道場ではスパーリングばかりしているのですが、最近はマススパーリングをよくするんです。距離感、相手のパンチをもらわないようにすることを意識することで調子が良くなってきました」と充実しているようだ。
山口といえば真っ向勝負の打ち合いが魅力のファイターだ。「(パンチは)絶対にもらいますけど、倒れなければ問題はないかな。倒される前に僕が倒しますよ」とやはり真っ向勝負を誓う。相手の9戦負け無しという実績にも「相手は経験ないのでそこで経験の差が出ると思ってます。5Rあれば倒すチャンスはいくらでもあります」と自信たっぷり。
ヒジありルールでも戦う山口だが「ヒジがない方がパンチが生きますし近い距離で打ち合えるRISEルールだと僕は楽しいです」と打ち合いが生まれるルールに胸を弾ませ、「ベルトを獲っても面白い試合をしていきたいので、倒されるのをビビらずに戦っていきたいですね」とガンガン前に出て戦うスタイルを崩さないという。
最後に「僕の試合は面白いと思うんですよ。だから楽しんでくれたらいいのかなと。格闘技の醍醐味はKOなのでもちろんKOは狙っていきますよ。山口道場はいい流れなので、みんなで上に上がっていきたいです」とファンにメッセージを送った。
♢選手データ
・山口侑馬 1994年6月13日 大阪府出身 (24歳) 山口道場所属
身長:170cm 65kg 構え:右
戦績:32戦19勝11敗2分(14KO)
獲得タイトル:Innovationライト級王者、第4代DEEP☆KICK60kg級王者
・山田洸誓 1992年11月4日 愛媛県出身 (26歳) 正道会館KCIEL所属
身長:170cm 65kg 構え:右
戦績:9戦9勝(6KO)
☆9.29 RISE 全試合順・対戦カード、イベント情報はこちら
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