【RIZIN】上迫博仁、シウバの弟子グスタボに「サッカーボールキック狙う。気持ち全開で行く」
10月12日(土)大阪・エディオンアリーナで開催される『RIZIN.19』。本大会で開催される『RIZIN FIGHTING WORLD GP 2019ライト級トーナメント』1回戦に出場する上迫博仁(32=日本/和術慧舟會HEARTS)が、所属ジムにて公開練習を行った。
上迫は1回戦で、ルイス・グスタボ(23=ブラジル/EVOLUCAO THAI)と対戦する。
上迫は17年7月に当時DEEPフェザー級王者だった石司晃一をサッカーボールキック(グラウンド状態になった相手への頭部への蹴り)で壮絶KOして王座を奪取。続く10月大会でもサッカーボールキックでKO勝利するという、破壊力とアグレッシブさが持ち味の選手だ。
対するグスタボは昨年8月に、8戦全KO勝利の戦歴を引っさげ初参戦。身体能力を活かした圧倒的な攻撃力で矢地祐介を圧倒しKO勝利した。今年4月にはRIZIN中量級エースの朝倉未来と壮絶な打撃戦を繰り広げ、判定負けを喫するも朝倉の前歯を折るなど朝倉に一目置かれる戦いぶりを見せた。師匠はPRIDEでも活躍したヴァンダレイ・シウバ。
上迫は公開練習でジムメイトと、2Rのマススパーリングを披露。リラックスした動きで、パンチの攻防をメインに行った。
相手のグスタボについて「アグレッシブな気持ちの強い選手。自分とは噛み合った、面白い試合になる」と語る。試合の展開について「秘策はある。完全にあります」としながらも相手の弱点や、戦略については「決して言いません。本当に勝ちたいので。結果を見てほしいですね」と笑いながらほぼノーコメントで通した。
上迫の代名詞でもあるサッカーボールキックについては「やりたいですね。狙っていきたい」と大舞台で放つ気は満々だ。サッカーボールキックと言えば、PRIDEでシウバの代名詞となった技だが、弟子のグスタボに繰り出せるか。
試合まで残り2週間だが「後は気持ちを作るだけ」と言う。RIZIN初出場にして、ライト級グランプリの切符を勝ち取った8月のランドゥー戦ではTKO勝利したものの反省点も。「気持ちの面で、いつも(練習の)通りやればいいかなと意識しすぎて、いつものテンションで入ってしまった。あまり良くない、反省点の残る試合でした」と気持ちと身体のバランスが取れていなかったと言う。
「試合はやはり、やるかやられるか。逆にあの試合がライト級グランプリじゃなくてよかったとも思います。今回は気持ち全開で行きます」と激闘を約束した。
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