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【RIZIN】佐々木憂流迦、朝倉海との対決に「打撃ストライカーと相性がいい、MMAで勝負」

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2019/10/10(木)UP

淡々とした自信で臨む佐々木(c)RIZIN FF

 10月12日(土)大阪・エディオンアリーナで開催される『RIZIN.19』出場する選手たちの個別インタビューが、10日(木)大阪市内で行われた。

 第12試合のスペシャルワンマッチに出場する佐々木憂流迦(29=Serra Longo Fight Team)は、朝倉海(25=トライフォース赤坂)と対戦する。

 元々、朝倉と佐々木の一戦は今年1月にSNSで朝倉が佐々木と戦いたいと表明。そして4月のRIZINで試合が組まれたが、佐々木が内臓疾患によるドクターストップのため欠場。両者の対戦は流れたが、この大阪大会で実現することとなった。

 その間、朝倉は8月に堀口恭司を1Rで秒殺するというジャイアントキリングを成し遂げている。

朝倉が苦戦したケイプ相手に完勝した佐々木

 朝倉の怖さはという質問に対し佐々木は「(兄の)未来君の作戦をプラスされてハマっているので、この試合もそう来ると思う。けれど作戦の化かし合いではなく、総合力、MMAで勝負しようと思っています」とプロ10年以上経験してきた自身のすべてを出して向かうと答えた。

 佐々木の強みは自他共に認めるグラップリング力の高さだが、朝倉は以前の会見で「逆に言えばそれだけ」とも突き放している。佐々木は「僕は腰も強くて打撃の強いストライカーと何人もやってきて、むしろそっちのほうが相性がいい。向こうが思っている”グラップリングだけ”というのは逆に恐怖になると思う」と返す。

 海の兄、未来が考えてくる作戦については「予測も、細かい所一個一個の対処もすごい考えてくると思いますし、僕がびっくりするような作戦や逃げ場が無いような作戦もあると思う」と認めながらも「でもこの試合は自信を持って臨めると思うんで、そこまで気にしていない」と未来の作戦の脅威に捕らわれすぎることはない。

UFCでも得意のチョークで一本勝ちを飾っている

 打撃のイメージが先行する朝倉だが、寝技の実力について「まったくわからないですね」と笑い「もしかしたらめちゃくちゃできるかもしれない。ただ自分はしっかり極めれる力はありますし、世界でも証明してきたんで、チャンスがあれば一発極めます」と淡々とした自信を見せる。

 堀口が倒された時に「悔しいよりも、すげえな、天晴れ」と素直に朝倉の実力を認めたという佐々木は「自分の強みを出せるような試合にしたい。どういう状況であれ関係無く倒しにいきたいと思っています」と静かに微笑みながら意気込んだ。

♢選手データ
・佐々木憂流迦:1989年10月7日  静岡県出身(29歳)Serra Longo Fight Team所属
身長:178cm 体重61kg  構え:左
プロ戦績:22勝(2KO 12S)7敗 2分※UFC4勝5敗
タイトル:元修斗環太平洋バンタム級王座
※前試合=石渡伸太郎に2Rチョークで一本負け(RIZIN19年7月)

・朝倉海:1993年10月31日 愛知県出身(25歳)トライフォース赤坂所属
身長:175cm 体重61kg  構え:右
プロ戦績:13勝(9KO 2S)1敗
タイトル:元THE OUTSIDER 55-60kg級王座
※前試合=堀口恭司に1RKO勝ち(RIZIN19年8月)

☆10.12 RIZIN 対戦カード、イベント情報はこちら

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