【KNOCK OUT】64kg級でマンガ「無法島」コラボの1dayトーナメント開催
11月14日(木)、『KNOCK OUT』2020年2月の大田区総合体育館大会の対戦カード発表会が都内で行われ、本大会で開催される64kg級トーナメントの出場者が発表された。
このトーナメントは「無法島Presents KNOCKOUT 64kg Grand Prix」と銘打たれ、現在ヤングアニマル誌上で連載中のマンガ「無法島」とのコラボ大会になることが発表。全8選手による3分3Rのワンデートーナメント形式となることが決定した。
会見場には作者の森恒二氏が登場。森氏は元々格闘技、キックボクシングが好きで、中でも「KNOCK OUT、レベルスが好き」と熱烈なキックボクシングフリーク。これまでもレベルスのパンフレットへ選手の似顔絵を掲載するといったサポートを行っていたが、「少しでも応援できればと」とより直接的な支援を試みる構え。また「マンガの新しいプロモーションの形として、連載中のマンガをプロモーションしていただく」という実験的な試みも兼ねているという。
森氏はこれまで数々の作品を世に送り出しており、「私の作品はサバイバルマンガが多い」とその作風を説明。「トーナメントもサバイバル。勝ち残って欲しい」と選手へエールを送った。
本トーナメントはヒジ無しのBLACKルールを採用。山口元気代表は「若い世代が育ってきている階級」と、64kgを選択した理由を説明。若く勢いがある選手をベテラン勢が迎え撃つ構図になる選手のピックアップを行っているという。賞金トーナメントの賞金額は現在調整中。「無法島」の冠大会となるだけに、森氏からの賞金提供も期待される。
会見には5名の選手が登壇。トーナメントは全8選手で行われ、残りの3名は現在選定中とのこと。登壇した選手はそれぞれ大会への意気込みを語った。
<出場予定選手とコメント>
・鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺/パンクラス・ネオブラッド・トーナメント2018フライ級優勝)
「今回トーナメントに選んでいただいたんですけど、僕が絶対チャンピオンになります。全員KOします。1日最大3試合やるんですけど、僕のダイヤモンドパンチで全部1Rでバンとぶっ倒そうと思います」
・丹羽圭介(TEAM KSK/REBELS63kg級王者)
「無双ビートをどんどん出しています。この過酷な1dayトーナメントですけど、これを全部制して、チーム・ニワールドの力を総結集させて、ワクワクするような戦い、この試合だけでも観たいと思われるような試合を見せて、この戦いを制したい」
・橋本悟(橋本道場/第2代INNOVATIONライト級王者)
「こないだ10月(鈴木)千裕君にやられちゃって(10月4日、橋本の1RKO負け)なんでこいつが出るんだよという声もあると思うんですけど、実際悩んだんですけど、ここで勝てたら復活できたといえる。仮に全部判定になっても根性が見える試合をしたい。
(同門の与座選手とは)いい意味で一番やりたいしやりたくない。もし二人で決勝を戦えたら最高かな。悪い意味でやりたいしやりたくないのは千裕君」
・与座優貴(橋本道場/極真会館2017年第6回全世界ウェイト制選手権優勝)
「キック転向1年足らずでこのような大舞台に出られるのはうれしい。しかし現状に満足せず、出るからにはしっかり自分が優勝します。
空手出身なのでトーナメントには慣れている。キックの3分3Rにも慣れてきたので、全部延長までもつれ込んだとしても最後まで気持ち見せて全員倒すつもりで倒したい。決勝で(同門の橋本)悟さんとやれたら最高」
・バズーカ巧樹(菅原道場/MA日本スーパーライト級王者)
「2月まで火薬補給に集中します。3試合ともバズーカ砲を命中させます」
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