【K-1】ペトロシアンの戦友・バルディノッチ、カンフー駆使し「木村ミノル対策は万全」
11月24日(日)横浜アリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~よこはまつり~』に出場する、WTKAイタリア -71kg王者ジョーダン・バルディノッチ(27=イタリア)が都内で公開練習を行った。
バルディノッチはK-1ウェルター級のスーパーファイト(3分3R・延長1R)で、第6代K-1 KRUSH FIGHTウェルター級王者・木村“フィリップ”ミノル(26=K-1ジム五反田チームキングス)と対戦する。
公開練習でバルディノッチは、軽やかな身のこなしで蹴りを中心とするミット打ちを披露。後ろ回し蹴り、空中二段蹴り、飛びヒザ蹴りとキレのある大技を次々と繰り出した。
バルディノッチは幼少からカンフーを習得し、20歳でキックボクサーへ転向。WTKAの国内タイトルを獲得し、イタリアのキックボクシング興行「ペトロシアンマニア」内トーナメントで優勝するなど、イタリア国内ではトップクラスの実力を持つ。
イタリアのキックボクサーと言えばジョルジオ・ペトロシアンだが、バルディノッチは「ペトロシアンとは友達でもあり、一緒にトレーニングもさせてもらっている仲間。彼からは色んな影響を受けている」とイタリアの英雄とは”戦友”だと言う。
相手の木村については「アグレッシブで力強く、尊敬している」としながらも「私のスタイルは変わっているので、簡単な試合にはならない。恐れることもない」と冷静なコメント。
木村の得意なパンチについても「気をつけている。きちんと対策を取ってきました」と研究済みだ。
試合の展開について「彼は蹴りを使う選手でないと知っている。私は多くの蹴りを使うし、身長もリーチもあるのでパンチも有効だと思っている。持てるテクニックを総合的に駆使し、アグレッシブに攻める」と、蹴りを中心に果敢に攻める。
地元愛に溢れるバルディノッチは、最近今までの練習の拠点から離れ、地元のペーザロでジムを開いたばかり。
ペーザロ出身の有名人では、”史上最強レーサー”とも呼ばれたオートバイレーサーのバレンティーノ・ロッシがいる。K-1出場が決まったバルディノッチは、地元紙のインタビューに「日本で2番目に有名なペーザロ民になりたい。彼(ロッシ)の10分の1の栄光でも手に入れ、ペーザロの名を知られるように貢献したい」と意気込んでいる。
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