【K-1】ベテラン城戸康裕が特攻・神保戦に向け「70kg級では日本人に8年間無敗」と自信
11月24日(日)神奈川・横浜アリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~よこはまつり~』で神保克哉(23=K-1ジム目黒TEAM TIGER)と対戦する、城戸康裕(36=谷山ジム)のコメントが主催者を通じて届いた。
17年11月大会~19年3月大会までの1年4ヶ月間、ウェルター級(-67.5kg)で試合してきた城戸は、前回の8月大会からスーパー・ウェルター級(-70kg)での試合に戻した。
「全然動きが違いましたよね。ウェルター級でやってた頃は試合の2、3カ月前からずっと減量のことばっかり考えてるから大変は大変でしたよね」と本来のコンディションで戦うことができたようだ。
今回は神保との対戦となったが、スーパー・ウェルター級では8年間日本人に負けなしだという城戸。「最後にスーパー・ウェルター級で日本人に負けたのは2011年9月のK-1MAXで(健太戦)。でもあの時は体調を崩して計量前日まで入院してたので(苦笑)、ちゃんとリアルに日本人に負けたのは2010年(龍二戦)が最後です」と日本人に対しては11年9月に敗戦後は日本人8連勝と圧倒的な強さを誇る。
対戦相手の神保との年齢差は何と14歳。「僕がK-1 MAXに出ていたのが25~26歳だから、当時の神保くんは11歳とか12歳だから小学生ですよね(笑)。そういう相手と戦うっていうのは、ある意味すげえなと思いますよ」と感慨深くもある。
前回、城戸が横浜アリーナで試合したのは2009年のK-1 MAXで佐藤嘉洋と対戦した時。それから10年を経た今「またK-1が横浜アリーナに戻ってきて、自分がトップの選手として試合が出来るのは全く予想もしてなかった。新しいK-1の勢いと盛り上がりが戻ってきたこと、自分が今でもトップ選手としていること。これは本当に嬉しいです」と熱い思いを語る。
K-1が休止(2012年)になった時は、もう横浜アリーナのような大きな会場で試合することはないと思っていたというだけに「予想以上に早いスピードで横浜アリーナまで戻ってくることができて感動はあります」と、旧K-1と現在のK-1の両方でファイターとして活躍してきた城戸ならではの心境を述べた。
城戸にとって現在、軽量級に焦点が当たりがちな新生K-1をどう思っているのか。ここでもう一度スーパー・ウェルター級を盛り上げたいという気持ちはあるかと聞かれると「いや、あんまりないですね(笑)」と、まさかのコメント。さらに「他の階級は他の階級で盛り上がってくれれば良いと思うし。とりあえずスーパー・ウェルター級に選手が来ないでほしいです(笑)」と城戸節を炸裂させる。
しかし、「ベルトは獲りたいです。今スーパー・ウェルター級は空位なので、いずれトーナメントもあると思うので、チャンスがあればベルトを獲りに行きたいです。本当に全然衰えてないんで。このままK-1のベルトを狙っていこうと思います」とベルト獲得に意欲を示した。
衰え知らずのベテランファイターは、10年ぶりの横浜アリーナでどんな戦いを見せるか。
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