【K-1】197cmのロエル・マナートがヘビー級初防衛戦を前に強烈なハイキック=11.24横浜アリーナ
11月24日(日)横浜アリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~よこはまつり~』で
「K-1 WORLD GPヘビー級タイトルマッチ/3分3R・延長1R」で初防衛戦となる王者ロエル・マナート(25=オランダ/Mejiro Gym Amsterdam)が22日、公開練習を行った。
ミットでは197cmの長身から繰り出すパンチで快音を響かせ、リーチのあるハイキックがミットにヒットすると、トレーナーが吹き飛びそうになる。自国、オランダでの調整がうまくいったのだろう。調子の良さを伺わせた。
ロエルは90年代を代表する名選手にして名伯楽として知られるアンドレ・マナートを父に持ち、17歳の時に父が代表のオランダ・メジロジムに入門。2017年11月のK-1初代ヘビー級王座決定トーナメントでは準決勝でイブラヒム・エル・ボウニに敗れたが、2018年3月に王者アントニオ・プラチバットの持つベルトに挑戦して勝利。第2代王座に就いた。今年3月には今回対戦するクリス・ブラッドフォードと対戦予定だったが、自らの怪我により消滅した。今回が1年8ヶ月ぶりの試合となる。
いよいよ初防衛戦が2日後と迫った22日、コンディションを聞くと「3月はケガでキャンセルしてしまったが、今は完治し、準備も万端。コンデションも順調で最高潮な仕上がりだ。嬉しくて興奮気味だよ」と仕上がりの良さをアピール。
王座を獲ってからGLORYでヘビー級(120kg)に出場し2戦とも190cm以上、100kgオーバーの選手と戦い判定勝ち、より強くなっている印象を受ける。
「以前の試合から1年8カ月経過しているが、この間もヘビー級の選手と試合をしてきた。新しいスキルを身に着けることができ、以前以上の試合を披露できるのが楽しみにしている」と意気込んだ。
対戦相手のクリス・ブラッドフォード(42=オーストラリア/TopTier Muay Thai/Team Greco)は、往年のK-1名選手サム・グレコから直接指導を受ける。オセアニア地区のヘビー級タイトルを幾つも手にしており、今回K-1のヘビー級タイトル獲得を目指す。
ロエルはブラッドフォードの印象について「日本での試合は初参戦と聞いている。経験もあるし、年齢も上で、もちろん強い選手と分かっている。戦う準備はできているし、試合に負ける気持ちはない。彼より、スキルは上を行っていると思う」と始終自信を口にした。
♢選手データ
・ロエル・マナート(25=オランダ/Mejiro Gym Amsterdam)
身長:197cm 体重101.7kg(18年12月)
戦績:26戦 24勝(14KO) 2敗 0分
主なタイトル:K-1 WORLD GPヘビー級王者
・クリス・ブラッドフォード(42=オーストラリア/TopTier Muay Thai/Team Greco)
身長:187cm 体重95kg
38戦 24勝(9KO) 14敗 0分
主なタイトル:2016 IKBFヘビー級オーストラリア王者
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