【レベルス】小笠原瑛作、壱・センチャイジムら参加の55.5kg王座決定T開催、優勝者はKNOCK OUT王者の江幡塁に挑戦
2020年2月29日(土)東京・後楽園ホールにて開催される『REBELS.64』の対戦カード記者会見が23日、都内にて行われ、本大会から開催される55.5kg級王座決定トーナメントの出場選手が発表された。
本トーナメントは従来のスーパーバンタム級に相当する階級。今月14日に「KNOCK OUT」の戦略発表会にて発表された通り、REBELSもヒジ有り=REDルール、ヒジ無し=BLACKルールとルール名称を統一していく中、本トーナメントはヒジ有りのREDルールで開催されることが発表された。2月に1回戦、4月に準決勝、7月に決勝を行い、優勝者には9月の大田区総合体育館大会において、現KING OF KNOCK OUTスーパーバンタム級王者・江幡塁への挑戦権が与えられるという。
出場選手は全8選手を予定。本会見では壱・センチャイジム(22=センチャイムエタイジム)、大野貴志(29=士道館新座ジム)、KING強介(35=team fightbull)、タネヨシホ(20=直心会)、宮元啓介(26=橋本道場)、そして小笠原瑛作(24=クロスポイント吉祥寺)の出場が発表された。
会見に出席した壱・センチャイジムは本トーナメントの出場者にかねてから対戦を希望していた小笠原がいることに触れ「僕は瑛作さん以外は全然興味がない。このトーナメントに優勝してKNOCK OUTで江幡さんとやれるんであれば、瑛作さん倒して江幡さんとやります」と目標である小笠原撃破を宣言。小笠原にこだわる理由は「自分に似たものを感じる。イケメン枠は一人で大丈夫」とそのルックスを含む存在感がかぶるためと明かし、「同じ団体に(イケメン枠は)2人はいらない」とREBELS・KNOCK OUTのイケメン枠を担うと宣言した。
大野は今年8月に行われたKING OF KNOCK OUT 初代スーパーバンタム級王座決定1DAYトーナメント1回戦で江幡にダウンを奪われて判定負けを喫しているため、誰よりも江幡への思いは強い。「自分が一番江幡選手に近い存在と思っているので、トーナメント制覇して江幡選手に挑戦します」とリベンジの機会をうかがう。8月の一戦は周囲からの反響も大きかったというが、「もうちょっとだったねと言われるほど悔しいことは無い。このトーナメントが最後という気持ちで挑む」と、江幡への挑戦につながる最後のチャンスと覚悟を決めトーナメントに挑む構えを見せた。
その大野と初代スーパーバンタム級王座決定1DAYトーナメントの出場枠を競って敗北したのがKING強介。現在決定している出場選手の中で最年長ということもあってか「出場する選手が錚々たるメンツですごく楽しみです」とトーナメント参加を楽しんでいる様子。戦いたい相手を問われると「正直一度やった相手へのリベンジはあまり考えたことは無い」と、敗戦経験のある大野・小笠原、引き分けた宮元との対戦には執着せず、「壱選手とか勢いがあるし、熱い試合ができる選手と試合したいな」と未知の強豪との一戦へ強い興味を見せた。
反対にKING強介との決着を望むのは宮元。2018年8月に3分5R戦で対戦し、前半パンチで押したKING強介を宮元が蹴りで追い上げてドローとなった名勝負を繰り広げた。「みんな強いので相手が誰でもいいというのはあるけれど、KING選手とは引き分けだったので決着をつけたい」と完全決着に意欲。その上で「とても強いメンバーが揃ったと思うので、その中で僕が一番強いのを証明して、江幡選手とやりたい」と江幡の王座への挑戦も視野に入れた。
豪華なメンバーが揃う本トーナメントだが、その中でも激闘派として名高いのはタネヨシホだ。タネは今年2月のKNOCK OUTで”ゴールデンボーイ”大崎孔稀から2度のダウンを奪われながらも最終ラウンドに3度のダウンを奪い返し大逆転勝利。この勢いで4月に石井一成のもとKING OF KNOCK OUTフライ級王座に挑戦するはずだったが、体重超過により試合が中止になる苦い経験をした。若いタネにとって51kgに留まるのは厳しく、階級アップを決意。今回大幅アップの55kgで仕切り直しの一戦を迎える。
「55kgは初めてですけど、減量がなくなっていつも以上にのびのび試合できるので、スタミナ切れ・パワー負けすることはない」と階級アップは正解と語るタネ。「いつものように激闘して、頑張って勝ちたいと思います」とフライ級上がりのスピードを武器にする構えを見せた。
なお、小笠原瑛作はちょうどタイに旅行中のため本会見は欠席となった。また本トーナメント残り2枠の出場者は現在調整中だが、キャリアの浅い若い選手からの抜擢を計画していると、山口元気REBELS代表より方針が明かされている。
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