【K-1】大岩龍矢「武尊と皇治がKOできなかったスタウロスを倒す」
12月28日(土)ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)で開催される『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~初代女子フライ級王座決定トーナメント&スーパー・ライト級タイトルマッチ~』でスタウロス・エグザコスティディス(32=ギリシャ/Nasos/Mejiro Gym)と対戦する、大岩龍矢(27=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が公開練習を行った。
大岩は中学・高校時代はラグビーで活躍。キックボクシングを始めてからはフィジカルと強烈なパンチを武器に連勝し、KRUSHのタイトルマッチを2回経験。今年6月のK-1両国大会では芦澤竜誠から2度のダウンを奪って勝利し、8月のK-1大阪大会のメインイベントで念願の皇治戦が実現したが延長戦の末に敗れた。今回が再起戦となる。
前回の皇治戦では大熱戦を繰り広げて会場を沸かせた大岩だが、「中途半端な試合はお客さんにも伝わりにくい。相手が倒れているか、自分が倒れているか。そういう白黒はっきりつく試合が出来るように練習している」とKO決着へのこだわりが強くなった。
皇治戦の後、同門・武尊とアメリカに赴き武者修行を敢行したこともあって「世界チャンピオンになる一流の選手の意識の高さに気づきました。世界チャンピオンの競技に対する姿勢や意識を学びました」とK-1王者の凄みに触れたという。
「K-1に出て、普段の行動が試合に出ると思うようになりました。試合が終わっても練習をすぐ再開するのも当たり前。毎日コンディションを整えるのも当たり前。そういう意識を持って毎日を過ごしています。練習量も走り込みの量も今までで一番多いので、その量がそのまま試合に出ると思います」と意識も高まり、これまでにも増して練習に取り組んでいる。
今回の対戦相手のスタウロスは対戦した皇治や武尊を苦しめているだけに侮れない。「武尊も皇治選手もKOすることができなかった。そのスタウロス選手を倒せば、自ずと自分の強さを証明できると思うのでめちゃくちゃ楽しみ」とコメント。
スタウロスについて大岩は「ギリシャの大岩龍矢って感じです」と自身に似ていると分析する。その相手に対して「前回の反省も活かした練習をしているので、自分は試合を重ねるごとに強くなっている。対策・戦略はイメージできています」と戦いのビジョンは見えているという。
今回は大岩にとって地元・名古屋での試合となる。「名古屋は格闘技を始めた場所。KRUSH名古屋大会に出ていた頃から自分の成長を見せられる場だと思っていたので、今年も名古屋のみなさんに強くなったところを見せたい」と地元への思い入れを口にした。
「今までの自分は武尊の後ろを歩いていた感じですけど、しっかりスタウロス選手を倒してK-1のベルトを目標にしていきたい」と強豪スタウロスをKOしてベルトに向けて、前進していきたいところだ。最後に「スタウロス選手が倒れる姿を見に来てください」とファンにメッセージ。スタウロスとの剛腕対決を制して2020年の飛躍につなげることができるか。
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