【K-1】元ラガーマンの大岩龍矢「日本代表のつもりで」初の外国選手と対戦=12.28名古屋
12月28日(土)名古屋・ドルフィンズアリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN』の公開記者会見が10月21日(月)名古屋市内で行われた。
8月のK-1大阪大会で皇治に敗れた大岩龍矢(27=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が再起戦で、スタウロス・エグザコスティディス(32=ギリシャ/Nasos/Mejiro Gym)と対戦する。
大岩は中学・高校時代はラグビーで活躍。キックボクシングを始めてからはフィジカルと強烈なパンチを武器に連勝し、KRUSHのタイトルマッチを2回経験。今年6月のK-1両国大会では芦澤竜誠から2度のダウンを奪って勝利し、8月のK-1大阪大会のメインイベントで念願の皇治戦が実現したが延長戦の末に敗れた。今回が再起戦となる。
スタウロスについては「パワーもあってフィジカルもあって、試合もパワー勝負だと思っています。そして必ずKO決着になると思ってます」とKO決着を予想。
そして「昨日のラグビー日本代表の試合を見て感動しました。K-1もラグビーに負けないぐらい凄いスポーツだと思っています」と、自身が学生時代にやっていたラグビーのW杯に感動し、それに負けないものがK-1にもあると語った。
海外の選手との一戦は今回が初めてという大岩。「凄く気合いも入っているし、日本代表のつもりで戦います。K-1は、みなさんに勇気と感動を与えるスポーツだと思うし、僕も今回は日本代表として戦って、日本の皆さんに勇気と感動を与えたいと思います」とラグビーW杯と自身を重ね合わせた。
皇治との対戦後には「感情的になって『負けたと思っていない』と言ってしまって、今も皇治選手には負けてないと心の中では思っていますが、ダウンも取れなかったことは事実です。今はKO以外は自分の中で負けかなと思っているんで、次はKOで勝ちたいと思ってます。そして皇治選手とも再戦はもちろんしたいと思ってます」と因縁の相手との再戦も視野に入れている。
今回の対戦相手は、同門のK-1のカリスマ武尊や皇治もKO出来なかった相手だけに「自分がKO勝ちしたら前の皇治選手との試合の結果も自ずと分かると思うんで。あとは皇治選手ともしっかりケリをつけたいと思っているんで、ここをしっかりKO勝ちして自分の強さを証明したいと思います」と意気込む。
最後に「名古屋は地元ですし、みんなに見に来てほしいです。名古屋の選手は有名な選手、強い選手一杯いますけど、K-1名古屋と言えば大岩龍矢と言われるようにします」と決意を述べた。
対するスタウロスはK-1MAXで活躍した“鉄の拳”マイク・ザンビディスと同じギリシャ出身のファイター。回転力のあるパンチと、頑丈なフィジカルを武器に武尊や皇治、小宮山と激闘を演じたほどの実力者。前回は、6月にK-1でも活躍していた闘士の引退試合の相手を務めて復活の勝利を挙げた。
スタウロスは会見に出席できなかったため、「再びK-1のリングで戦えることを嬉しく思う。大岩はタフで強い選手だ。そして武尊と同門だ。武尊へのリベンジに燃える自分としては、大岩に負けるわけには行かない。12月、日本のファンの前で最高の試合を見せる」と熱き意気込みが届いていた。
♢選手データ
・大岩龍矢 (K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
・1992年1月20日 27歳 愛知県名古屋市出身
・168cm スーパーフェザー級 (-60kg )
・構え オーソドックス
・戦績 23戦17勝(6KO)6敗0分
・スタウロス・エグザコスティディス (ギリシャ/Nasos/Mejiro Gym)
・1987年7月3日 32歳 ギリシャ、アテネ出身
・168cm スーパー・フェザー級(-60kg)
・構え オーソドックス
・戦績 43戦33勝(12KO)10敗0分
<主なタイトル歴>
WKBC世界スーパー・フェザー級王者
WAKO世界スーパー・フェザー級王者
ISKA世界スーパー・フェザー級王者
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