【新日本キック】HIROYUKI参戦、壱を破った岩浪悠弥と王者対決
3月8日(日)に開催される新日本キックボクシング協会興行の対戦カードが発表された。
新日本キックボクシング協会バンタム級王者・HIROYUKI(24=目黒藤本ジム)の参戦が決定。INNOVATION三階級王者の岩浪悠弥(22=橋本道場)と対戦する。
HIROYUKIは昨年11月に「KNOCK OUT」に参戦し壱・センチャイジムと対戦。序盤は優勢だったものの、後半に巻き返しを許し判定負けを喫した。その壱を12月1日のムエタイオープンで1Rで粉砕したのが岩浪。リベンジ対象だった壱を倒されたHIROYUKIは、12月8日の新日本キックボクシング協会主催興行のリングで、岩浪との対戦を直訴していた。その願いが早くも叶い、対戦が実現。
もしHIROYUKIが勝利すれば壱を含み「三すくみ」の状態となり、国内バンタム級戦線は混迷の状態に。反対に岩浪が勝利すれば頭一つ抜ける存在となる。HIROYUKIがバンタム級戦国時代の幕を開けるか、岩浪が国内トップクラスの名乗りを上げるか、注目の一戦が実現する。
HIROYUKIは新日本キックが誇る天才ファイター。大の練習嫌いを公言するも、鋭いヒジ打ちと卓越した運動神経を武器に活躍し、2017年5月に瀧澤博人を下し日本バンタム級王座のベルトを巻いた。昨年11月のKNOCK OUTでは国内バンタム級トップ戦線の一人である壱・センチャイジムと対戦し、序盤は卓越した回避能力と右インローで優位に立つものの、後半スタミナを奪われ逆転負けを喫した。しかし続く12月にはMASAKINGを2Rに左ハイキックで撃破し再起を果たしている。
岩浪は名門橋本道場仕込みの多彩な蹴り技と飽くなき闘争心を武器に、史上初のINNOVATION三階級制覇を達成。WBCムエタイ日本フライ級、MuayThaiOpenバンタム級、LPNJ(ルンピニージャパン)バンタム級を合わせこれまで6本のベルトを獲得している。昨年9月にはNJKFで行われたS1ジャパン55kg級トーナメントに参戦するも、大田拓真に判定で敗北。再起を期した12月のムエタイオープンでは当時14連勝中と波に乗っていた壱・センチャイジムを左フックで粉砕。衝撃的なKO勝利で一躍国内バンタム級トップ戦線の本命に名乗りを上げた。
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