【ボクシング】作者も公認、京口紘人の「はじめの一歩」テクニック動画が好評
現WBA世界ライトフライ級スーパー王者・京口紘人(26=ワタナベ)がボクシングのテクニックの一つ「フリッカージャブ」と「ドラゴンフィッシュブロー」についてテクニックを交え自身のYouTubeチャンネル『京口紘人チャンネル』で公開した。
この動画は週刊少年マガジンにて連載中のボクシング漫画「はじめの一歩」のパンチ考察動画として投稿。フリッカージャブは作中では主人公・幕ノ内一歩のライバルの一人「間柴了」の得意パンチとして登場。特徴的なモーションであることと、幕ノ内一歩を含む多くの対戦相手が大苦戦させられた様子から、多くの作品ファンが思わず真似をしたパンチである。
フリッカージャブはかつて世界5階級を制覇した元王者トーマス・ハーンズが得意としたパンチ。前手を低く下げ、腰元から腕をしならせるように打つ特徴的なモーションを持つパンチだ。京口は、通常のジャブとフリッカージャブを実演して比較。突き刺すような通常のジャブに対し、フリッカーは死角から拳が飛んでくる上、弾き飛ばすような打撃になるとその有用性を説明した。
また元五階級制覇王者のフロイド・メイウェザー・ジュニアを引き合いに出しながら、ガードが下がるフリッカージャブの弱点をカバーする技術として「ショルダーブロック」を紹介した。肩でパンチを防いだ直後に放つカウンターといった、ガードから派生する高等技術の紹介も織り交ぜながら、漫画の考察に留まらない実践的なボクシングテクニックをわかりやすく解説。その軽快な語り口と的確な分析に、動画のコメント欄には「わかりやすい!」「さすがチャンピオン」と多くのボクシングファンから賞賛の声が並んだ。
京口は、17日には作中での木村達也の必殺ブロー『ドラゴンフィッシュブロー』の考察動画もアップ。すると作家の森川ジョージ氏が「まさに今週号の解説です。 京口チャンピオン、ありがとうございます!」とツイートしている。
漫画の解説を通じ、世界王者がボクシングの技術をわかりやすく解説する内容が受け入れられ、チャンネル登録者数が1万人間近まで増加。ジャンルのトップランナーが解説する希少性から、インターネット上で高い影響力を持つ”インフルエンサー”からも注目されている。今後について京口に聞くと「これからも定期的に技術動画や考察動画、ゆるい動画などもあげていきます」と継続していくとのこと。動画投稿を通じ、ファンにどんなメッセージを送っていくのか期待したい。
▼京口紘人によるフリッカージャブの解説動画
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