【ボクシング】村田諒太、カネロと対戦プランに「交渉のハンドルは握ってない」
現WBA世界ミドル級王者・村田諒太(34=帝拳)は、2月5日、一般財団法人アスリートフラッグ財団が『スポーツ・ギフティング』と名付けて新たに手掛けるクラウドファンディング系システム『Unlim』(アンリム)の発表会見で、賛同アスリートとして壇上に立った。
村田はイベント後、現WBA世界ミドル級スーパー王者で、世界4階級制覇王者のサウル・カネロ・アルバレス(29=メキシコ)との対戦が今年5月に内定と報じ、更に別のメディアがすぐ白紙となったと報じたことからカネロとの対戦プランについて聞かれた。
「僕もどうなっているのか。みなさんの方が詳しいのでは?」と自身も外からの情報以外、詳しくは知らない様子。
カネロは400億円でDAZNと契約する世界屈指のボクサーで、マッチメイクの落札金額も相当な額とも思われるが「今回はケタ違いな案なので、交渉でハンドルを握っているのも自分たちではない。自分が考えても仕方ない」と現状を報告した。現在は次戦は未定で、いつ試合があってもいいように練習を続けているとした。
村田は前戦の12月23日、同級8位スティーブン・バトラー(カナダ)から5回TKO勝ちを収め、WBA世界ミドル級王座の初防衛に成功した試合の後「今のボクシングは何が最強なのかよく分からないじゃないですか。そういう中で、尚ちゃん(井上尚弥)がWBSSみたいな最強を決めるイベントで、ヘビーなファンを唸らせた。自分もそうしたい気持ちはある」と語っている。
村田は現WBA世界ミドル級王者だが、カネロはその上のWBA世界ミドル級スーパー王者に君臨する。二人の王者の待望の決着はいつになるのか。米の大手メディアのESPNは3日前に「5月の対戦は消滅したが、ある情報筋によると秋には復活する可能性がある」と述べている。
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