【パンクラス】上迫博仁が王座獲りに発進、元UFC粕谷優介と対戦
4月12日(日)東京・スタジオコーストにて開始される『PANCRASE 314』の対戦カードが発表された。
RIZIN帰りの上迫博仁(チームクラウド/和術慧舟會HEARTS)が昨年3月以来のパンクラス参戦。元UFC戦士の粕谷優介(総合格闘技道場CROWN)と対戦する。
上迫は空手、柔道、レスリングと多彩なバックボーンを持ち、第7代DEEPフェザー級王座を獲得した実力者。昨年8月にRIZINに初参戦を果たすと、イーブス・ランドゥーを2RTKOに下しライト級GPの出場権をもぎ取った。しかしそのGPではルイス・グスタボに1RTKO負けを喫し敗退。
昨年末に行われた『BELLATOR JAPAN』の矢地祐介戦では、終盤まで試合を優勢に運びながらも、試合終了直前の矢地のサッカーボールキックを被弾しTKO負けと2連敗を喫している。
上迫のパンクラス参戦は昨年3月以来の約1年ぶり。上迫は自身のSNSで「タイトル挑戦への前哨戦。ベルトの野望は捨ててない。連敗中と苦しい状況ですが、とにかく勝って自分の道を切り開く!」とパンクラスのベルトに向けての強い意気込みを見せた。
対する粕谷は修斗でキャリアを重ねた後、2015年9月、2016年11月にUFC挑戦。2連敗を喫しリリースされると、日本に戻りパンクラスを主戦場とした。ここでも参戦直後の2017年に2連敗を喫し、しばらく戦いの場から離れていたが、2019年4月に約1年4か月ぶりの復帰を果たし菊入正行から1RTKOで勝利を飾った。
またフライ級ではランキング2位の小川徹(TRIBE TOKYO MMA)がアフリカのルサンド・ビコ(南アフリカ/PESFA)と対戦する。
小川は元陸上自衛隊でレンジャー資格を持つ変わり種。2014年8月のプロデビューから8連勝を飾る快進撃を見せ、2015年にはネオ・ブラッド・トーナメントを制覇した。しかし2017年8月に上田将竜に判定負けを喫すると、そこから勝ち負けを繰り返している。ランキングは2位とタイトル圏内。はっきりとタイトル挑戦の名乗りを上げるためにも勝っておきたい一戦となる。
対するビコは南アフリカで柔道のタイトルを次々と獲得した後、MMAへ転向。柔道家らしい投げからのグラウンドを得意とし、パンクラスデビュー戦となった昨年12月の秋葉太樹戦では、ダブルレッグで何度もテイクダウンを奪い完勝した。同じく昨年パンクラスデビューを果たしたボカン・マスンヤネと共に、パンクラスに南アフリカ旋風を巻き起こす。
その他杉山廣平vs有川直毅、安永有希vs渡辺竜也が発表されている。
<決定対戦カード>
▼ライト級 5分3R
上迫博仁(チームクラウド/和術慧舟會HEARTS/同級1位/ DEEP第7代フェザー級王者)
vs
粕谷優介(総合格闘技道場CROWN/同級7位)
▼フライ級 5分3R
小川 徹(TRIBE TOKYO M.M.A/同級2位/2015年NBTスーパーフライ級優勝)
vs
ルサンド・ビコ(南アフリカ/PESFA/同級4位)
▼フライ級 5分3R
杉山廣平(SPLASH/同級11位)
vs
有川直毅(K-PLACE/同級14位)
▼フライ級 5分3R
安永有希(東京イエローマンズキュート/2011年NBTスーパーフライ級優勝)
vs
渡辺竜也(MAX GYM/RINGS)
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