【ボクシング】寺地拳四朗、京口紘人との統一戦も意識「今年はV10目指す」
2019年のボクシング年間表彰式では、WBC世界ライトフライ級王者・寺地拳四朗(28=BMB)が7名の優秀選手賞の一人に選ばれた。その中から最優秀選手賞(MVP)にWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(26=大橋)が選ばれた。
寺地は授賞後、囲み会見を行い、今年の目標と現在の胸中を語った。
「ありがたい賞をもらってうれしい気持ちと別の賞を獲ってみたいという気持ちもある。来年は別の形で表彰されたい」と狙うはMVPか村田諒太(34=帝拳)が獲得したKO賞か。
追求してきた「打たせずに打つ」の理想に近づいてきた実感があるという寺地。この調子で短所を埋めたいと、さらなる向上心を示した。
自身が成長を実感する一方で、周囲の評価が高まってきた実感もある。「みなさんに強いと思ってもらえるボクシングを目指したい」とアピールし、今年の目標は3試合を行って防衛回数を10まで伸ばしたいと話した。「日本男子最多防衛記録の13を超えようとしている選手は、今、あまりいないが、自分は目指していきたい」と具志堅用高の持つ13の防衛記録に並び、そして超えると改めて語った。
そして「その中で統一戦も含められれば」とIBF同級スーパー王者の京口紘人(26=ワタナベ)との王座統一戦をほのめかし、「僕は決められた相手と戦うだけ」と、意欲を示した。
その京口も昨年12月23日の寺地の試合を見て「合計4度のダウンを奪って4RボディーでKO勝ちでした!強かった! おめでとうございます! 来年リングで会いましょう!」と自身のツイッターに投稿。京口の投稿どおり今年、この2人の統一戦が実現することが期待される。
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