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【RISE】元極真女王の平岡琴が悲願のタイトル戦「紅絹さんの戦い方、癖は熟知してます」

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2020/02/08(土)UP

平岡は極真全日本女子軽量級優勝に続くタイトルを獲得することができるか

 2月11日(火祝)東京・新宿FACEにて開催される『RISE GIRLS POWER 2』。本大会で紅絹(もみ=35=NEXT LEVEL渋谷)の持つRISE QUEENアトム級に挑戦する平岡琴(29=TRY HARD GYM)のインタビューが主催者を通じ届いた。

 平岡は極真会館(松井章奎館長)『全日本女子ウェイト制大会』(2014年)で軽量級優勝の実績を引っ提げキックに転向。Krushで活躍後RISEに参戦し2連勝を飾る。昨年は那須川梨々に敗北した試合を除き全勝。直近では3連勝と波に乗る。

 ようやく決まったタイトル挑戦。「やっと来たなという感じでした」と長く待ち続けたことがうかがえる。過去2度王座決定トーナメントに挑戦し、どちらも初戦敗退。昨年9月の百花との挑戦者決定戦を制し、ようやくつかんだチャンスだ。

ワタナベジムへの出げいこもあり強いパンチで相手を攻める平岡

 今回挑む紅絹は、キックボクサーとなる前からの知り合いだという。空手家時代に神村エリカの試合を見に行ったことを機に紅絹の存在を知り、そこから交流も。プロ転向の際には相談にものってもらったという。「デビューしたての頃も出稽古に行くと、紅絹さんにはいろいろ教えてもらいました」と、先生ともいえる存在。そしてそれだけ長い間見続けてきた研究対象でもある。

 対戦相手として紅絹を見た平岡は「戦い方も癖もよく知っています。紅絹さんは今回のタイトルマッチが決まってから対策を練り始めたと思うけど、私はずっと見ています」と紅絹の戦いを熟知していると宣言。「牛のキャラでやってるけど、実は闘牛士みたいな戦い方。だから私が牛になることはない」と、猪突猛進せず冷静な試合運びを断言した。

極真譲りの蹴りも平岡の大きな武器だ

 いよいよ初の王座に手が届くかという平岡だが、9歳から始めたという空手を含めると格闘技歴は20年と長いキャリアを持つ。周囲には結婚し家庭を築いている友人もいるというが「私は今の生活が楽しいし、いい人生だと実感しています。チャンピオンになってからがスタート。他のことを考えるのはベルトを獲ってからで構いません」と、現在は全てをベルト獲得に集中する構えだ。

 今年6月には横浜でRISEのビッグイベントが予定されている。平岡は「チャンピオンになったら、まず横浜大会に出たい」と目標を掲げる。地元である横浜での開催は平岡にとって特別なチャンス。「地元の大会にチャンピオンとして出ることに意味がある」と語る平岡が、悲願の王座奪取に王手をかける。

▼紅絹、平岡らが意気込みを語る『RISE BORN TO BE HEROES #9』

☆2.11 RISE GIRLS POWER 2 イベント概要、対戦カードはこちら

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