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【Krush】軍司泰斗、武居が苦戦したスリヤンレックをKO宣言「ド突き合いした方が盛り上がる」

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2020/02/13(木)UP

トップ戦線へ再浮上を目指す軍司(C)M-1 Sports Media

 2月24日(月・祝)東京・後楽園ホールで開催される『Krush.111』で スリヤンレック・オーボートー.ガムピー(タイ)と対戦する、軍司泰斗(20=K-1ジム総本部チームペガサス)のコメントが主催者を通じて届いた。

 軍司は2015年にプロデビューすると、軽量級離れした強烈なパンチと鋭いハイキックを得意とし、アグレッシブな戦い方を持ち味に連勝を重ねて翌2016年にK-1甲子園優勝を果たす。2017年9月には第2代Krush-53kg王座も獲得。2018年3月には、年間最大のビッグマッチ「K‘FESTA」のリングにも出場した。しかし、2018年から始まったKrushスーパー・バンタム級王座決定トーナメントでは、決勝で玖村将史に敗れて王座戴冠はならなかった。しかし、昨年10月の復帰戦では、玖村修平に判定勝利して復活。

 今回の対戦相手のスリヤンレックは、昨年12月のK-1名古屋大会でスーパー・バンタム級最強の武居由樹と対戦して、ダウンを奪われるも強靭的な打たれ強さを見せて判定負けを喫したがインパクトを残した。今回はK-1 JAPAN GROUPに2度目の参戦だ。

強烈なパンチを振るう軍司

 その相手との対戦が決まって軍司は「武居(由樹)選手とスリヤンレックの試合映像を見て、これはオイシイというかチャンスだなと思って、すぐOKを出しました」という。超攻撃型の相手を見て「ド突き合いというか、そういう試合をした方が盛り上がると思うし、しかも初めて外国人選手と戦うので、そこも楽しみにしてます」とワクワク感をにじませる。

 K-1王者の武居がKO出来なかった相手をKOすることが今の軍司のモチベーションだ。「ここは勝ち方にこだわらないと意味がないというか。仮に勝てたとしても普通の判定勝ちじゃ、まだ武居選手のところまで行けてないんだなってみんなも思うと思うんで。ここはしっかりKOで勝ちたいと思っています」とあくまで倒し方にこだわる。

 昨年はトーナメントの決勝といったようなここ一番で勝ち星を落としてしまうこともあり、「タイトルを獲れなくて怪我もして…すごい下がった一年だったんで。でもここでスリヤンレックに勝てば一気に上に行けそうなんで、ここをしっかり勝って、今年は良い形で終わりたいなって思ってます」とトップ戦線再浮上を狙っている。

 自身の立ち位置は武居には及ばないことは自覚しているだけに「最近はつまらない試合ばっかりしちゃってたんで。でもここでスリヤンレックをKOすれば、僕のことを無視できないと思います。だからこそここでスリヤンレックをKOします」と闘志を燃やした。

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