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【レベルス】KO決着のみ・オープンフィンガーグローブ着用の過激新ルールを導入、ラウェイの渡慶次幸平が名乗り

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2020/02/18(火)UP

ラウェイの日本人王者・渡慶次幸平が過激ルールの試合に、一番に名乗りを上げた

 4月24日(金)東京・後楽園ホールで開催される『REBELS.65』では、新たな過激立ち技格闘技ルール「Ultimete Kick Boxing」の試合がお披露目される。

「Ultimete Kick Boxing」は、山口元気REBELS代表が10年以上構想を温めていたもの。16年にもパンクラスとの合同開催で話が進んでいたが、その時は選手のケガで実現しなかった。
 試合は5分1Rで、判定は無しのKO決着のみとなる。1Rで決着のつかなかった場合は、3分のみの延長戦が行われ、KOがなければドローとなる。

 選手はオープンフィンガーグローブを着用し、有効技はパンチや蹴りの他、ヒジ、投げ、両者が合意すれば頭突きもあり。さらには相手がグラウンド状態になっても、瞬間でのワンアタックが認められる。
 ワンアタックは打撃に限られるが、サッカーボールキックや踏み付け、パウンドなど全ての打撃が認められる。

ぱんちゃん、MISAKIに挟まれ”美女と野獣”な渡慶次

 3ノックダウンでもKO勝利となり、ヒジなどでカットした場合もTKO勝利扱いとなる。また、首相撲や投げで転ばした場合にもワンアタックは可能となる。
 選手がオープンフィンガーグローブを望まない場合は6オンスのボクシンググローブとなり、ヒジ打ちの有無も事前の協議で変更出来る。

 その記念すべき1試合目に名乗り出たのは、“地上で最も過激な格闘技”ミャンマーラウェイで活躍している、75kg級ミャンマーラウェイ5thAIR KBZ王者・渡慶次幸平(クロスポイント吉祥寺)だ。

 ラウェイは手にバンテージのみを着用し、パンチ、キック、ヒジ打ち、ヒザ蹴りに加え、頭突きや投げ技、立ったままの関節技、さらには故意と見なされなければ金的攻撃も反則にならない過酷なルール。判定決着はなく、試合時間内にKOで決着がつかない場合は全て引き分けとなる。

 渡慶次は「このルールであれば、多分誰も僕に勝てないんじゃないかな」と淡々と自信ありげに語る。現在対戦相手は未定で「僕と同じように、判定無しで真っ向からぶつかってきてくれる相手が立候補してくれれば」と相手を募集する。体重は70kgから「80kgの相手でも(※までは)OK」(渡慶次)とのこと。 

このルールに自信満々の渡慶次

 さらに渡慶次は「ルールに制限が多いほど自分を出せない。言ったら路上の喧嘩のほうがすごく自分を出せる。寝技も無く、倒れた相手を殴り蹴れる。ラウェイ以上に自分にメリットがあり、負ける気がしない」と自信満々だ。

 グローブをはめての戦いは「4年ぶり」だと言う渡慶次。現在、渡慶次はミャンマーの貧困地域の小学校を新しく建立するため、クラウドファンディングを募っている。250万円の支援を募っており、今月28日のリミットまであと50万円弱。「自分を知ってもらえるほど活動を知ってもらえるチャンスが広がる。今回のチャンスに、ありがとうございますという気持ちでいっぱいです」と渡慶次は語る。

グローブなしのラウェイで、殴り合い上等の渡慶次幸平

 山口代表がこのルールを作った背景には「ムエタイをやっていた時、グローブでやるとヒジが抜けなかったりした。古式ムエタイもロープを巻いてやっている。その頃はオープンフィンガーグローブでやる感覚が誰にもなく、反対されたが、今では普通に(ONEで)やっている」ことからだと言う。
 さらに「寝技が苦手なMMAルール選手や、シュートボクシングの選手などにすごく親和性が高いのではないか」と参戦を促す。

 なお、試合は懸賞金制度を考えており、勝利者が獲得する。引き分けの場合には次の試合の懸賞金に持ち越され、加算されるとのこと(キャリーオーバー制)。

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