【K-1】野杁正明、ISKA王者メヒアにKO宣言、目指すピケオーへのリベンジと2階級制覇
3月22日(日)さいたまスーパーアリーナにて開催される『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K’FESTA.3~』。同大会の「スーパーファイト/K-1ウェルター級/3分3R・延長1R」でISKA世界ウェルター級王者ダビド・メヒア(24=スペイン)と対戦する、元K-1スーパー・ライト級王者の野杁正明(26=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が2月29日(土)所属ジムにて公開練習を行った。
パンチのコンビネーションを繰り出し、強烈なヒザ蹴りや破壊力抜群の右ローをミットに叩き込み快音を響かせた野杁。調子は良さそうで「もともと春に試合を予定していたし、普段からいつも練習しているので、問題なく仕上げられると思います」と自信。当初春に海外遠征を予定していた野杁だが、最終的な調整がつかなかったため今大会に滑り込みという形で参戦が決まった。
対戦相手のISKA世界王者のメヒアのファイトスタイルに関しては「オーソドックスでもサウスポーでもやるトリッキーな感じ。それでいてアグレッシブでガツガツ来てくれるタイプなので良い選手」と言うが、「もう攻略するイメージも出来ていますし、KO出来るんじゃないかなと思います」と期待させる。
今大会ではウェルター級王者・久保優太vs挑戦者ジョーダン・ピケオーのタイトルマッチが遂に実現する。世界の強豪相手の実力を示し続けている野杁にとって、ベルト獲得は常に頭の中にある。
「僕はウェルター級のベルトを獲るために階級を上げたのでベルトを獲らないと始まらない。久保選手とは3回も試合をしてるので、積極的にやりたいという気持ちはない。出来るならピケオーに挑戦して、リベンジしてベルトを獲りたい」と今後は2階級制覇に向けて進んでいく構えだ。
今回はスーパー・ウェルター級のトーナメントに参戦する木村ミノルとの試合を期待するファンも多くいるが、「そういうファンが望む試合もやりたい」とファンが望む一戦を実現させたいという想いもある。
最後に「去年はピケオーに負けて悔しい思いもした。その借りを返さないといけない。そのためにもKO勝ちは最低条件で、僕がずっと言ってるように今回こそみなさんが引くようなKOを見せます」と力強くKO宣言。
2017年にはK-1スーパー・ライト級王者になるも2018年には王座を返上し階級を上げて連勝も、2019年3月にKrushスーパー・ウェルター級王者のジョーダン・ピケオーに敗れた。その後は、世界の強豪相手に2連勝で2019年を終え好調だ。2020年、ピケオーにリベンジ、そしてベルト獲得の目標を達成することができるか。
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