【K-1】カリミアンが愛鷹亮にリベンジ宣言「ミラクルは二度と起こらない、100%KOする」
3月22日(日)さいたまスーパーアリーナにて開催される『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K’FESTA.3~』に出場するシナ・カリミアン(32=イラン/POWER OF DREAM)が公開練習を行った。
カリミアンは昨年8月の大阪大会で愛鷹亮(30=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と対戦。身長2メートルの長いリーチを活かして試合を優位に進めるも、3Rに愛鷹の渾身の右フックがカリミアンを直撃、まさかの一撃KO負けを喫した。
今回はK-1 WORLD GPクルーザー級のタイトルを懸けた愛鷹との再戦に臨むカリミアン。昨年11月に一度は愛鷹とのタイトルマッチが決定したが、練習中の怪我によりカリミアンが欠場。その後カリミアンは、心機一転新たなレベルを求めるためにPOWER OF DREAM(以下POD)の門を叩いた。今回の公開練習でもPODの古川誠一会長の持つミットへ、強烈かつリズミカルな打撃を打ち込み、進化の一端を見せる。
カリミアンはPODへ移籍したことに「素晴らしいチームに来ることが出来て本当に嬉しく思っている」と手ごたえを感じている模様。「古川会長はとても素晴らしいトレーナーでありながらすごく謙虚な方。時にはチームにとって父親のような存在で、自分を含めたチームのメンバーにすごく気を使ってくれる」と古川会長へ全幅の信頼を寄せている。
PODは選手の大半が軽量級で、会長宅に住み込んで2部・3部練は当たり前というハードな環境であることも知られている。このハードな練習メニューに対し、古川会長によると「カリミアンはちょっと数は少ないけど内容は他の選手とほとんど同じ」と、すでに同レベルのトレーニングをこなしているという。
過去に重量級のファイターを指導していたこともある古川会長は「前回は体を絞りすぎていた。今回は試合まで一カ月くらいしかないから、気をつけているのはコンディションとイメージ。コンディションさえ上手く出来れば良いんじゃないかな」と、今回の試合に向けては調整に重点を置くとした。
そのカリミアンは「前回負けたという事実を自分の中で受け入れることは辛かったが、時間が経つと共にその事実を受け入れることが出来た」と、衝撃的な敗戦を乗り越えたと語る。PODでの練習を経て「3月22日の試合では必ずニュー・シナ・カリミアンをお見せできる」と自信をのぞかせた。
カリミアンからすれば、愛鷹との2連戦となる今回。「前回の試合で愛鷹の知名度が上がり、新しい仕事が入ってきたことに対しては『おめでとう』と声を掛けたい。だがそんなミラクルは二度と起こらない。3月は彼を100%KOする」と断言。日本語で「アイタカ、ガンバッテ! アリガトウゴザイマス」と愛鷹へエールを送る余裕すら見せた。
進化を求め、遠いイランの地から足立区へやってきた巨人カリミアン。PODで身に着けた新たな力で、愛鷹を撃破しベルトを守ることができるか。
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