【K-1】武尊「今年は自分にわがままな試合もやっていきたい」
3月22日(日)さいたまスーパーアリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K’FESTA.3~』の「K-1 WORLD GP&ISKAダブルタイトルマッチ」でISKA世界王者アダム・ブアフフ(29=モロッコ/Multi Fight Boxing Academy/TEAM Samchaou)と対戦するK-1王者・武尊(28=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)のインタビューが主催者を通じて届いた。
昨年を「デビューして初めてと言っていいくらい満足できない1年間だった」と振り返る武尊。「3月にヨーキッサダー選手にKO勝ちして、負けなしの1年だったんですけど、試合そのものも2試合しかできなかったので、悔いが残りました」と怪我があった事もあり、パフォーマンスでも不満足の様子。「今年は“守る”試合じゃなくて“挑む”試合をしていきたいと思う」と決意を述べる。
さらに「今まではK-1を守るための試合をしてきたのですが、今年は自分にわがままな試合もやっていきたいな、と。もちろん今でも僕はK-1を背負っているし、その意識はずっと持っています。でも自分の格闘技人生が終わった時に満足できていなかったら、戦っている意味がない。自分が満足できる格闘技人生を送るために、『一日一日を生きていきたい』と思うようになった」とし、「もしかしたら次の試合で怪我をして引退することもあるかもしれない。だったら一試合一試合、自分が満足する試合をしていきたいと思う」と、いつ引退してもいいように後悔のない試合をしていきたいと覚悟を込めた。
そして、今回『K’FESTA』という年間最大の大舞台で武尊の試合はK-1初となるK-1・ISKAのダブルタイトルマッチが決まった。
対戦相手のブアフフの印象を聞かれると「映像もチェックして、こんな選手なんだなという印象はあります。ただ初来日の選手は実際にやってみないと分からないんですよね。今までも初来日の外国人選手とやった時、映像で見た以上の強さを感じることが何度もあったので。戦績を見てもプロ無敗ですし、そういう部分は警戒が必要」と語った。
ブアフフは、戦績15戦15勝無敗(9KO)の実績を持つ28歳。ISKAオリエンタルルールライト級王者ではあるが、これまでWKU 世界スーパー・フェザー級王者、TAKEDOWN FCスーパー・フェザー級王者を獲得している。武尊に相応しい選手としてISKA側が推薦した選手で、武尊の今年一発目、走り出せる良い相手であろう。
最後に「これは僕の直感なんですけど…2020年はすごい1年になる気がします。僕は毎年げん担ぎで富士山に登っていて、今年で5年目なんですけど、今年が1番綺麗に富士山の日の出が見えたんです。次の試合で勝てば新しいベルトを巻くことができるし、最高のスタートを切って、2020年を最高の一年にします」とまずはISKAのベルトで最高のスタートを切ると宣言した。
☆3.22 K’FESTAの対戦カード、イベント日程はこちら
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